日本ハム、5選手との契約終了を発表
10月28日、日本ハムファイターズは千葉県鎌ケ谷にある球団施設で、5選手との来季契約を結ばないことを通達しましたそのメンバーは、宮内春輝投手(29歳)、松岡洸希投手(25歳)、根本悠楓投手(22歳)、星野ひので内野手(20歳)、そして育成契約の中山晶量投手(26歳)です
選手たちの今後の展望
宮内、松岡、根本、星野の4選手は、育成契約への打診を受けた模様です育成契約とは、一軍に昇格できる可能性のある選手が、支配下選手とは異なる条件で契約を結ぶことを指し、選手の再評価を経て再び支配下登録されるチャンスを持つものです
一方、中山は現役続行を強く希望し、日本プロ野球選手会が主催する「エイブル トライアウト2025~挑め、その先へ」、11月12日にマツダスタジアムで開催されるトライアウトに参加する予定です
宮内春輝投手のキャリアの変遷
宮内は2022年のドラフトで6位指名を受けて入団しましたが、2023年のオフシーズンに左膝前十字靭帯を断裂し、その結果、戦力外通告を受け、再契約の際には育成契約となりました2024年7月には支配下選手に復帰しましたが、一軍昇格は叶わず、再び育成契約となり、最終的に3度目の戦力外通告を受けることとなりました
彼は「後半、あまり良い結果を残せなかった部分があったので、予感はあった」とコメントしています
育成契約の打診については「まだ保留にさせていただきました」と述べています
日本ハムファイターズが5選手との契約を終了し、今後の選手たちの動向が注目されます。特に宮内投手は怪我から復帰を果たしながら、一軍に昇格できないという厳しい状況に置かれており、育成契約については慎重な姿勢を見せています。選手たちの今後の決断に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 育成契約とは?選手が一軍に昇格できる可能性を持ちながら、支配下選手とは異なる条件で契約することを指します。
- トライアウトとは?選手が他チームのスカウトに自分の能力をアピールするための試験のことです。
- 前十字靱帯とは?膝関節にある靱帯の一つで、スポーツでの怪我が多い部分です。

