日本ハムが5選手に来季契約を結ばないと通達、選手たちの反応は

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2025年10月28日、日本ハムは根本悠楓投手、松岡洸希投手、宮内春輝投手、星野ひので外野手、育成選手の中山晶量(てるかず)投手の5選手に対し、来季の契約を結ばないことを通達した

今回の決定は、それぞれの選手に新たな道を模索させることになる

根本選手は、今年8月に左肘のクリーニング手術を受けた影響で、今シーズンは一軍に登板することができなかった

彼は「結果を出せずに、手術もしていたので覚悟はしていました

何もチームに貢献できず、シーズンを終えてしまい悔しい

また一から頑張りたいと思っています」と、心情を語った

松岡選手は、今年3月に支配下登録されたが、3試合で防御率6.75という成績に終わってしまった

彼は「支配下登録をいただき、期待してくださった球団に結果で応えられず申し訳ない気持ちです

どんな時も温かい声援を送ってくださったファンの皆さんに感謝したいです」とコメントした

宮内選手は、7月に支配下登録されるも一軍には登板することがなかった

彼は「1年間安定した成績を出すことが大切で、まだまだ自分の力が足りなかったと感じています

今後のことは落ち着いて考えたいと思います」と話した

高卒2年目の星野選手は一軍出場がなく「悔しい気持ちはもちろんありますが、自分の力不足かなと思います」と反省の弁を述べた

最後に、育成選手の中山選手は「支配下選手になれなかった悔しさはありますが、3年間お世話になり、すべての方々に感謝したいです

今後はトライアウトを受けたいと思っています

基本はNPB球団に残りたいですが、難しかった場合は周囲と相談したい

海外のチームも視野に入れて考えたいと思います」と、自身の将来について考えを述べた

日本ハムが契約を結ばないと通達した5選手はそれぞれ悔しさを感じつつも、新たな道を模索する姿勢を見せています。特に中山選手はトライアウトを通じて、可能性を広げる考えを示しています。若手選手の成長期において、このような通達は厳しい決断ですが、選手たちが今後も挑戦し続けることが大切です。
キーワード解説

  • 左肘のクリーニング手術とは?:肘の内側にある靭帯を修復するための手術で、痛めた組織を取り除きます。
  • 支配下登録とは?:選手がプロ野球チームの一員として公式に認められること。これにより選手は一軍での出場機会が与えられる。
  • 育成選手とは?:プロ野球において、正式な選手契約を結ぶ前の選手。育成期間中に技術向上を目指します。

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