中日、駿太選手に契約を結ばないと通告 – 新たな戦力外通告が続く中での決断

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2025年10月28日、中日ドラゴンズは、駿太外野手(32)に対して来季の契約を結ばないことを通告したと発表しました

このニュースは、前日の27日に行われた土生翔太投手(24)、山浅龍之介捕手(21)、津田啓史内野手(22)の戦力外通告に続くものであり、2日間で合計12人目という、非情な通告となりました

さらに、今月2日に森博人投手(27)と育成選手5名が戦力外通告を受け、9日には佐藤龍世内野手(28)と梅津晃大投手(29)に同様の通告が行われました

中日は、この冬に包括的なチーム再編成を行う方針のようで、安定した成績を収めるために新たな選手を獲得することを考慮しています

今季ドラフトでは、青山学院大学から中西聖輝を1位指名するなど、支配下で6名、育成で3名、合計9選手の指名が行われました

これにより、選手層の強化を図る考えが見て取れます

駿太選手は、2010年のドラフトで1位指名を受けてオリックスに入団

2022年には石岡諒太内野手とのトレードで中日に移籍しましたが、今季はスタメン出場が開幕2試合と限られており、22試合出場で17打数4安打の打率.235、打点0という状況でした

プロ通算成績は1042試合出場、打率.216、本塁打15、打点151、盗塁35に及びます

さらに、中日は駿太選手の他にも、佐藤龍世選手、梅津晃大選手、森博人選手に加え、育成選手の石川翔投手(25)、野中天翔投手(20)、菊田翔友投手(22)、星野真生内野手(21)、加藤竜馬外野手(26)の5選手にも来季の契約を結ばないことを通告しています

また、中田翔内野手(36)、岡田俊哉投手(33)、祖父江大輔(38)の3選手も現役引退を発表しました

中日の選手たちに対する戦力外通告は、チーム再建を目指す中での厳しい選択であり、ファンにとっても悲しいニュースです。特に10年以上チームに貢献してきた駿太選手の通告は、寂しさを感じさせます。新たな選手の加入が期待される一方で、古くからの選手に対しての感謝も忘れず、応援したいところです。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは?プロ野球において、選手との契約を更新しないことを指し、チームがメンバーを再編成する際に行われます。
  • ドラフトとは?新たに選手をチームに加えるため、プロ野球チームが大学や高校などの選手を指名するイベントのことです。

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