オイシックスから阪神に指名された能登嵩都投手、丸刈りヘアスタイルで意気込みを表明
阪神からドラフト5位指名を受けたオイシックスの能登嵩都投手(24)が、新潟市のハードオフエコスタジアム新潟で球団からの指名あいさつを受けた今季、イースタン・リーグにおいて投手4冠を達成した右腕は、自身のトレードマークである丸刈りを阪神でも継続する意向を示し、さらなる飛躍を誓った
能登投手の姿勢は、一本気な性格そのままに、猛虎の一員としても丸刈りを貫くという強い決意が現れている
身長184センチ、体重88キロのすらりとした体格と、端正な顔立ちが特徴の彼だが、その刈り込まれた髪型は強い意志を物語っていた
能登投手は、「“ここで能登に投げさせておけば大丈夫”と思われる、必要とされるピッチャーになることが一番大事です」と語り、自身の役割を自覚している
これまでのキャリアにおいて、桐蔭横浜大在学中から彼のトレードマークは丸刈りであり、そのフォルムが和菓子の栗まんじゅうに似ていたことから「栗まんじゅう」という愛称も付けられた
ファンからは人気漫画「ちいかわ」のキャラクター「くりまんじゅう」のグッズも贈られることがある
入団後もこのヘアスタイルを変えるつもりはないとし、「楽ですし、男らしさもあると思います(イメチェンの予定は、今のところないです)」と、きっぱりと述べた
彼は高いパフォーマンスを発揮し、虎党にも自身の丸刈りヘアが定着することを期待している
今季のイースタン・リーグでは開幕投手として任され、12勝(4敗)を挙げ、防御率2.60という抜群の安定感を誇った
勝利数、勝率、奪三振、防御率において投手4冠を達成するという輝かしい成績を残している
昨季は四球の割合が高く、その改善を図るためにオフシーズンには1日200球の投げ込みを行い、制球力を磨いた
彼は、「1年間やってきたことは間違いではなかった」と自信を見せた
能登投手の武器は、最速150キロを記録する直球と、縦に大きく変化するカーブである
吉野誠スカウトは、「前から投げ下ろす角度が一番の評価ポイントであり、十分に1軍の戦力になれる」と期待を寄せる
能登投手は、高校時代の2019年夏に甲子園での試合で好投しながら、星稜高校の奥川(現ヤクルト)に競り負けた経験を持つ
「6年前にあんな舞台でやらせてもらって、またそこに戻るチャンスがあるのは嬉しい」と語り、阪神でのさらなる活躍を目指している
能登嵩都投手は阪神からのドラフト指名を受け、強い意志をもってプロ野球の世界での活躍を誓いました。彼のトレードマークの丸刈りヘアスタイルは、彼の決意を象徴しています。今季のイースタン・リーグでの実績をもとに、プロでのさらなる飛躍が期待されます。
キーワード解説
- ドラフト:プロ野球において、各球団が選手を指名する制度。選手が所属する大学や高校、独立リーグから希望する選手を選ぶことができ、指名されることでプロに入るチャンスを得る。
- イースタン・リーグ:プロ野球のセントラル・リーグに所属する球団の二軍のリーグで、選手が一軍での起用に向けて試合を行う。
- 防御率:投手が与えた自責点を投球回数で割ったもので、投手の成績を示す重要な指標となる。数字が低いほど効果的な投球をしていると評価される。
- 奪三振:投手が三振を奪った回数。多ければ多いほど、投手の能力を示す指標となる。

