ソフトバンク柳町達が日本シリーズ初打点、決勝の三塁打で勝利に貢献

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◆SMBC日本シリーズ2025 第3戦 阪神1―2ソフトバンク(28日、甲子園)ソフトバンクの柳町達外野手が、28日の日本シリーズ第3戦で重要な場面で勝ち越しとなる適時三塁打を放った

試合は同点で迎えた6回、1死二塁の場面で、阪神の先発投手である才木浩人の147キロの直球を見事に捉え、右翼線に打ち返した

この一打がゲームを決定づける役割を果たし、湖南地元のファンの期待に応える形となった

柳町の意気込みと試合の流れ

柳町選手は「絶対に柳田さんをかえすという強い集中力を持って打席に入った」と語り、1点を追う状況での打席に向けた思いを明かした

25日の初戦では、8回に左飛でアウトになってしまったが、その時の大飛球は、阪神の島田海吏選手の好捕に阻まれた

柳町選手は一瞬の好機を逃した悔しさを胸に秘め、試合後は「結果は運ですから」と冷静に捉えていた

今季は初めて規定打席に到達し、最高出塁率のタイトルも獲得するなど充実のシーズンを送っている柳町選手は、「緊張とかではなく、絶対やるぞという気持ちが強かった

めちゃめちゃ集中していたと思う」と、決勝打を放った際の気持ちを振り返った

試合の流れは緊迫していたが、柳町選手の出現でソフトバンクは勝利への大きな一歩を踏み出した

打球の行方は運に任せる部分が多いが、その背後にある努力と心持ちが彼を勝利へと導いた

(鬼塚淳乃介)今回の試合では、柳町選手の勝ち越し適時三塁打がチームにとって非常に大きな意味を持ちました。プレッシャーのかかる場面での集中力が光り、冷静に打撃に臨む姿勢が、結果を生んだのだと思います。このような選手の活躍が、日本シリーズの質を高めていることは間違いありません。
キーワード解説

  • 日本シリーズとは?:プロ野球の日本一を決める大会で、両リーグのチャンピオンが対決します。
  • 適時三塁打とは?:出塁したランナーがホームに帰るための得点をもたらす三塁に達するヒットのことです。
  • 直球とは?:投手が投げる球種の一つで、回転が少なくストレートに近い球であるため、打者にとって打ちやすい球とされています。
  • 規定打席とは?:選手がシーズンで一定の打席数に達することで、様々な打撃成績を評価する基準のことを指します。

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