阪神ドラフト5位のオイシックス能登、髪型で個性をアピール
阪神タイガースが2025年のドラフトで指名したオイシックス能登嵩都投手(24)は、プレー中の髪型や独自のスタイルを通じて、自身の「らしさ」を確立しつつある能登選手は、28日に新潟市のハードオフ新潟で、チームの畑山統括スカウトと面会し、指名あいさつを受けた
丸刈りがもたらす新しいアイデンティティ
能登選手は昨秋から丸刈りのヘアスタイルを採用しており、「楽ですし男らしさもあるのかなと思って続けています」と語るこのヘアスタイルは、彼の「トレードマーク」としてファンに親しまれており、「くりまんじゅう」という愛称も付けられた
また、人気アニメ「ちいかわ」のキャラクターグッズを受け取ることもあると明かし、そのスタイルを気に入っていることを示した
今季の成績と課題
今季、能登選手はイースタン・リーグでの成績が目覚ましく、最優秀防御率、最多勝利、最高勝率、最多奪三振の四冠を達成彼の投球内容はしっかりとしたものであり、チーム防御率も2.21とリーグトップに立っている
だが、与四球率には反省を残す部分もあるが、これを克服し「『ここで能登を投げさせておけば大丈夫だろう』というピッチャーになりたい」と抱負を語っている
成長への意欲
今後の目標として、制球力の向上と球速の増加(145キロから150キロ)を掲げている能登選手は、「今いる選手は全員自分よりレベルが高いいろんな人に話を聞いて、自分のタイプに合う合わないがある」とし、多様なアドバイスを受け入れながら自分のスタイルを確立する姿勢を大切にしている
- 能登嵩都(のと・しゅうと)
- 北海道旭川市出身
2001年9月29日生まれ
旭川大高(現・旭川志峯)から桐蔭横浜大を経て、イースタン・リーグのオイシックスで12勝4敗、防御率2.60の記録を残す
キーワード解説
- ドラフトとは?:プロ野球選手を選ぶためのイベントで、各チームが新しい選手を指名する仕組み。
- 与四球率とは?:投手が投げた球の中で、打者に四球を与える割合を示す指標。
- 防御率とは?:投手が与えた得点数の割合を示す数値で、低い方が優れた成績と言われる。
- トレードマークとは?:特定の人や物を代表する象徴や特徴のこと。能登選手の場合、丸刈りがその象徴となっている。

