オリックス、来季の契約を結ばない選手を発表

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オリックス・バファローズは29日、来季の契約を結ばない選手について発表した

契約の対象となる選手は宇田川優希投手、東山玲士投手、小木田敦也投手、大里昂生内野手の4人だ

特に宇田川投手は、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝メンバーとして知られている

宇田川選手は3月11日に右肘内側側副靭帯再建術、通称トミー・ジョン手術を受け、同時に鏡視下右肘頭骨棘切除術も行った

この手術は、肘の靭帯を修復するために多くの野球選手が受けるもので、復帰までに約12か月のリハビリが必要とされる

宇田川選手は現在リハビリに取り組んでおり、11月中には捕手を立たせたブルペンでの投球を開始する予定だ

「来年に向けてリハビリを頑張ってきた

育成契約でもやることは変わらないと思うので、頑張るしかない

ただ投げられるだけじゃ意味がないので、春にはしっかり自分の投球をできるように」と、前向きな姿勢を見せた

他の選手についても近況が伝えられた

小木田投手は昨シーズン38試合に登板し、3連覇に貢献したが、4月17日にトミー・ジョン手術を受け、現在はリハビリに励んでいる

東山投手も同様に、5月19日に手術を受け、術後1年の実戦復帰を目指している

また、大里内野手はみやざきフェニックス・リーグで右肩を痛め、関節鏡視下安定化手術を受けたとのことだ

小木田選手は「現状はキャッチボールもちゃんとできていて、徐々にキャンプに向けて進んでいる状態

リハビリを地道に進めていく」と語り、東山選手も「球団の人には感謝し、その恩を結果で返さないといけない」と、復帰に対する意欲を示した

オリックスが今季契約しない選手を発表したことは、チーム運営における選手の健康管理や未来の戦力構築にとって重要な決定である。特にトミー・ジョン手術を受けた選手たちの復帰は期待されており、リハビリへの取り組みがチームの将来に大きな影響を与えるだろう。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?:トミー・ジョン手術は、野球選手に多く行われる肘の靭帯を修復する手術で、特に投手が受けることが多いです。
  • リハビリとは?:リハビリは手術などの治療後に行う身体の回復訓練のことを指します。怪我からの回復を目指して行います。

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