楽天青野拓海選手、秋季練習での挑戦と成長を語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
楽天の2年目内野手、青野拓海選手(20)が、本拠地楽天モバイルパークで行われた秋季練習で内野ノックを受け、汗を流しました

高校時代には通算23本塁打を記録した右の大砲候補として注目を浴び、2023年のドラフトで8位指名を受けて楽天に入団しましたが、昨シーズンはコンディション不良に悩まされたルーキーイヤーを経て、2年目のシーズンを迎えました

昨シーズンの振り返りと成長の兆し

青野選手は2軍で80試合に出場し、打率は2割3分2厘、本塁打は0本でした

シーズンの前半は好調を維持していましたが、中盤以降は失速し、長打もひと月あたりの出場頻度が下がっていきました

「前半は良かったですが、中盤から波が少なかった

長打もあまり出ませんでした」と反省の弁を述べました

目標だった「1度でも1軍の舞台を踏むこと」には届かなかったものの、彼は結果と向き合い、打開策を見出しました

ルーティンの見直しによる変化

青野選手は、良い時の自分を見返し、ルーティンを作ることが重要だと感じたそうです

シーズンの終盤には、8時間から9時間の睡眠と入念なストレッチを取り入れ、トスバッティングでは後藤武敏打撃コーチから「下半身でタイミングを取るように」と指導を受けました

「今年最後の打席で打てたのが自信につながった」と、9月28日のイースタンリーグでは2点適時の三塁打を放つなど、徐々に良い結果が出始めました

秋季練習のテーマと目標

今秋は肉体改造にも取り組む意欲を見せており、現在の体重86キロから90キロ越えを目指すとのこと

青野選手は「体を大きくして、バッティングで良い結果を残せるようにつなげたい」と意気込んでいます

次のシーズンが勝負の3年目となる青野選手は、さらなる成長を期待される存在となります

青野選手の成長や冬のトレーニングに対する姿勢が印象的です。ルーキーイヤーに苦しみながらも、シーズンを通じてしっかりと自分を見つめ直す姿勢が見受けられ、今後の伸びしろに期待が寄せられます。肉体改造へ向けた意気込みも素晴らしく、3年目の挑戦がどのような成果をもたらすのか楽しみです。
キーワード解説

  • ルーティンとは?手順や習慣のことを指し、選手が一定のパフォーマンスをするために日常的に行う動作や行為のことです。
  • コンディションとは?体調や健康状態のことを表し、競技を行う上で非常に重要です。
  • 肉体改造とは?体を鍛えたり、体重を増減させたりすることを指し、競技においてパフォーマンスを向上させるために行われます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。