ソフトバンクが日本一に王手、第4戦で阪神を撃破
◇29日 SMBC日本シリーズ第4戦 阪神2―3ソフトバンク(甲子園)ソフトバンクが先行逃げ切りで第4戦を制し、第2戦から3連勝を飾りましたこれにより、同チームは5年ぶり12度目の日本一に王手をかけました
30日の第5戦で勝利すれば、本拠地福岡に戻らずに甲子園球場で胴上げが行われることになります
期待される先発投手とその意気込み
大事な第5戦の先発には、初戦で敗戦投手となった有原航平投手が務めることが球団から発表されました中4日での先発となりますが、彼は「前回同様、一人一人集中して粘り強くチームが勝てるような投球をしたいです」と意気込みを語りました
ここでの「中4日」とは、登板から4日間の休息を取った後に試合に出ることを指します
打撃陣の活躍
この日の試合では、打線も光りました2回には4番打者の山川穂高内野手が阪神の先発左腕・高橋から先制となるソロホームランを放ちました
これで山川は日本シリーズにおいて、史上6人目となる3試合連続本塁打を達成しました
更に1-0の5回1死満塁の場面では、柳町達外野手が左翼に犠飛を放ち、追加点を確保しました
ピッチングの光る投手
投げては、日本シリーズ初先発となるプロ3年目の大津亮介投手が5イニングを無失点に抑える好投を見せました6回には、大津の代打として起用された近藤健介外野手が右前へ適時打を放ち、思い切った采配を見せた小久保裕紀監督の手腕も光りました
ソフトバンクが日本シリーズ第4戦で阪神を相手に勝利し、12度目の日本一に大きく近づきました。特に打撃陣の活躍や有原航平投手の意気込みが印象的でした。今後の第5戦では、彼の奮闘がチームの運命を左右する可能性があります。
キーワード解説
- 日本シリーズとは?日本シリーズはプロ野球の最高峰であり、セ・リーグとパ・リーグのチャンピオンが対戦するシリーズです。
- 先発投手とは?先発投手は試合の初めから投げ始める投手のことで、勝敗に大きな影響を及ぼします。
- 無失点とは?無失点は投手が試合中に相手チームに一切得点を与えなかったことを意味します。
- 犠飛とは?犠飛は外野へ打ち上げた打球が相手チームの野手によって捕らえられた後でも、走者が本塁へ生還するプレーのことです。

