ソフトバンク、3連勝で日本一に王手 山川の先制本塁打が決め手

「SMBC日本シリーズ2025」第4戦が29日に行われ、パ・リーグ連覇を果たした福岡ソフトバンクホークスが、阪神タイガースを3-2で下し、対戦成績を3勝1敗としました

この結果、ソフトバンクは日本一に王手をかけ、5年ぶり12度目の日本一にあと1勝となりました

山川穂高選手の活躍

本試合で「4番・一塁」として先発出場した山川穂高選手（33）は、シリーズ記録に並ぶ3試合連続の本塁打を放ち、チームの勝利に大きく貢献しました

この本塁打は、0-0の二回先頭で打ち上げた先制ソロで、打球は阪神の本拠地である甲子園球場のバックスクリーンに飛び込みました

山川選手の打撃技術

山川選手は試合後、「自分の打撃の技術面に集中できている」と語り、好球必打の姿勢が功を奏したと述べました

彼はレギュラーシーズンからポストシーズンで不調にあえいでいたものの、日本シリーズでは感覚を取り戻し、充実した状態にあると自己評価しています

過去の記録との比較

日本シリーズでは過去にも3試合連続本塁打を達成した打者が数人います

中西太（西鉄）、バース、金本知憲（阪神）などの名前が挙がり、「なかなかいかついメンバーですね」と山川選手は笑顔で振り返ります

今のような緊迫した試合展開の中で、均衡を破る大きな一発が打てることに自負を持っているという彼の言葉が印象に残ります

次戦への挑戦

第5戦に向けて山川選手は、「点が入らない中で先に『1』をつけられるとうれしい」と発言し、自らの打撃でスコアボードに数字を刻む意気込みを語りました

また、小久保監督は「明日で決める？ もちろん

そのつもりでやります」と力強くコメント

この勢いのままトラを狩り、日本一に向けた決戦に挑むことが期待されます

選手名	本塁打記録	過去の記録保持者
山川穂高	3試合連続	中西太、バース、金本知憲

今回の試合でソフトバンクは非常に強い印象を与えました。山川選手の活躍はもちろんですが、全体的にチームが一丸となって勝利を目指す姿勢が素晴らしいです。今後の試合でもこの勢いを持続して勝利を掴んでほしいと感じました。

キーワード解説

• 本塁打とは？：野球において、本塁打はバッターが長打を打ち、走者がすべて本塁を回って得点をすることを指します。
• 好球必打とは？：打者が投手の投げたボールの中から、自分が打ちやすいと思う良いボール（好球）だけを選んで打つことを指します。
• 投手戦とは？：両チームの投手が互いに好投し、点が入らない状態が続く試合展開を指します。