しかし、同じく注目すべきは、戦力外通告によって退団を余儀なくされる選手たちです
特にチームによっては選手の“血の入れ替え”が進行し、多くの選手が非情な判断を受けることもあります
ここでは、2025年オフに埼玉西武ライオンズから構想外とされている選手について紹介します
古賀輝希選手のプロフィール
・投打:右投左打・身長/体重:181cm/88kg
・生年月日:2000年8月25日
・経歴:佐賀商 - 日本経済大 - 千曲川硬式野球クラブ
・ドラフト:2024年ドラフト7位(西武)昨年のドラフト7位で埼玉西武ライオンズに入団した古賀輝希選手は、わずか1年で戦力外とされました
高校時代には佐賀商で4番打者として甲子園に出場した経験を持ち、日本経済大学でも右肩の故障に悩まされながらも4年秋にはベストナインに輝く実力を示しました
大学卒業後、長野県の社会人クラブチーム「千曲川硬式野球クラブ」でプレーし、強打の内野手として評価を受け、2024年ドラフトで西武ライオンズに指名されました
彼のルーキーイヤーである今季は、右肩の故障が影響し、三軍戦での出場が主となりました
シーズンの終わりには二軍へ昇格し、9月27日にイースタン・リーグでの初本塁打を記録しましたが、最終的には16試合に出場し、打率.159、1本塁打、3打点という成績に終わりました
一軍出場を果たせなかった為、プロ1年目にして戦力外通告を受けましたが、古賀選手は今秋のフェニックスリーグに参加しており、育成再契約の可能性が残されています
古賀輝希選手の短いプロ生活では、故障に苦しみつつも、一軍に出場できなかったことが戦力外通告に繋がりました。若い選手がチャンスを活かせずに終わるのは悲しいことですが、今後の成長や育成再契約に期待したいところです。
キーワード解説
- ドラフトとは?選手の獲得を目的に、各球団が高校生や大学生、社会人などから選手を指名する制度のことです。
- 戦力外通告とは?ある選手がそのチームでプレーする資格を喪失し、他チームへの移籍や引退を余儀なくされることを指します。
- ファームとは?プロ野球の二軍や三軍のチームを指し、選手がレベルアップするための育成の場となります。
- イースタン・リーグとは?プロ野球の二軍リーグの一つで、関東を中心にしたチームが参加しています。

