ソフトバンク、2点リードを守り日本シリーズ5連勝に王手 – 近藤健介の代打が勝利に貢献

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◆SMBC日本シリーズ2025 第5戦 阪神―ソフトバンク(30日、甲子園) 10月30日、甲子園にて行われたSMBC日本シリーズ2025の第5戦で、福岡ソフトバンクホークスが阪神タイガースに対し3-1で勝利

これによりソフトバンクはシリーズ通算3勝1敗として、5年ぶりの日本一に王手をかける形となった

代打策で追加点を獲得

この試合のポイントは、ソフトバンクの効果的な代打起用にあった

6回裏、2点リードの場面で打席に立ったのは代打・近藤健介

彼は右前適時打を放ち、リードを3点に広げる貴重な一打を記録

試合はその後、阪神に1点差まで詰め寄られる場面もあったが、近藤の一打が明暗を分ける結果となった

ソフトバンクの代打成績

今シリーズでのソフトバンクは6度の代打起用を行い、近藤とともに活躍が目立つ山川穂高を控えている

チーム全体の代打成績は4打数2安打、2四球という結果で、打率は5割、出塁率は6割6分7厘と非常に高い数字を記録している

これは選手層の厚さを物語るもので、相手チームにとっては脅威となっている

阪神の代打の課題

一方で阪神は11度の代打を使用したが、結果は10打数無安打、1四球で出塁率は9分1厘にとどまるなど、反対に厳しい内容となった

第5戦はDH制のないセ・リーグ主催のため、投手も打席に立つことが求められ、代打策の成否が勝敗を大きく左右する可能性がある

勝敗を分ける代打策
このように、代打は試合の流れを変える重要な役割を果たしており、選手たちの活躍が直接的に勝利に結びつくことが改めて確認された

次回の戦いでも、両チームの代打起用が勝敗に影響を与えると考えられる

今回の対戦を通じて、ソフトバンクの選手層の厚さが際立った試合でした。代打起用の成功が勝利に結びつく事例が多かった一方、阪神は決定的な一打が不足していました。今後の試合でも、各チームがどのように代打を活用するかが注目されます。
キーワード解説

  • 代打とは?:代打とは、試合中に特定の選手が打席に立つ代わりに、新たな選手を起用する戦略のことです。主に打撃力を強化するために使用されます。
  • 出塁率とは?:出塁率とは、選手が出塁(ランナーが一塁に達すること)する割合を示す数字で、打率とともに選手の打撃力を評価するために重要です。

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