阪神タイガース、楠本泰史選手との契約更新を行わず

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阪神、楠本泰史選手との契約を更新せず

阪神タイガースは30日、外野手の楠本泰史選手との契約更新を行わないことを発表した

楠本選手は昨年オフに横浜DeNAベイスターズから戦力外通告を受け、新たな挑戦として阪神に入団したが、今季は16試合に出場し、打率.133という結果に終わった

楠本選手は、埼玉県の花咲徳栄高校出身で、同校では甲子園に出場するなど才能を示していた

大学時代には東北福祉大学で日本代表の4番を務め、2017年のドラフトで8位指名を受けてDeNAに入団

その後、1年目から56試合に出場し、2022年には94試合で打率.252と6本塁打を記録するなどキャリアハイのシーズンを迎えた

しかし、2023年と2024年は打率が1割台にとどまり、結果としてDeNAを戦力外となった

阪神に加入後は主に代打として起用されたが、4月と5月には安打を記録できないままシーズンを過ごし、優勝を果たしたチームにおいて存在感を発揮することができなかった

楠本選手の契約終了は、プロ野球における厳しい競争を象徴する出来事です。選手としてのパフォーマンスがチームに求められる中で、新しい環境でも結果を残せなかった点が強く影響したと考えられます。彼の今後の動向も注目されます。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは?:選手が所属チームから放出される決定を指します。契約が切れた後、再契約が行われない場合に多く使われます。
  • 代打とは?:試合中に特定の選手が打席に立つために、先発メンバーに代わって出場する選手のことを言います。

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