今季は16試合に出場し、成績は打率.133、15打数2安打、本塁打0、打点1、四球1、三振6と振るわなかった
楠本選手は花咲徳栄高等学校を卒業後、東北福祉大学に進学した
2017年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから8位指名を受け入団
ルーキーシーズンには56試合に出場し、打率.205ながらも、プロ初本塁打を6月9日の西武戦で記録した
この試合では代打として逆転満塁ホームランを放ち、多くのファンの記憶に残る瞬間となった
その後、成績は上昇し、2022年には94試合に出場し、打率.252、本塁打6、打点26、盗塁6の好成績を収めた
しかし、2023年シーズンは94試合に出場したものの、打率.191、本塁打2と成績は下降し、オフに戦力外通告を受けることとなった
ファームでの成績は65試合に出場し、打率.304を記録したものの、1軍での活躍には結びつかなかった
また、阪神ではこのオフに9人目の戦力外通告が発表されている
特に、漆原大晟投手(29)や川原陸投手(24)、佐藤蓮投手(27)など、若手選手の名前も挙げられており、チーム全体のリストラが進行中であることが伺える
そして、原口文仁選手(33)は現役引退を決断した
楠本選手の契約終了は、プロ野球選手にとって厳しい現実を示しています。特に彼のように才能を持った選手が、十分な結果を残せなかったためにチームを去ることになると、ファンや関係者にとっては非常に残念なことです。これにより、阪神タイガースの今後の戦略がどのように変わるか、注目が集まります。
キーワード解説
- 戦力外通告とは? 選手やスタッフがチームから契約を解除されることを指します。この手続きは通常、シーズンの終わりやオフシーズンに行われます。
- ファーム選手とは? プロ野球チームの二軍に所属している選手で、主に一軍の選手が怪我などで欠場した際に昇格することを目的としています。
- 代打とは? 特定の試合状況において、先発投手の打席を代わりに打つ選手を指します。ここでの成功は通常、試合の流れに大きな影響を与えます。

