ソフトバンク、代打近藤が痛恨の三振で阪神との日本シリーズ第5戦を苦しい展開に

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◇30日 SMBC日本シリーズ第5戦 阪神―ソフトバンク(甲子園) 試合の重要な瞬間が訪れたのは、ソフトバンクが0―2と遅れを取っていた7回表、2死一、二塁の場面だった

この場面で、今季の首位打者である牧原の打順が回り、小久保監督は思い切って代打・近藤を起用する大胆な采配を見せた

この采配に対して、テレビ朝日系列の中継で解説を務めた阪神の岡田彰布オーナー付顧問は興奮を隠せなかった

「右左関係なく行けるのがいいね

ホントの切り札だもんね」と話し、近藤選手を起用することのリスクとチャンスを両面から評価していた

岡田氏は続けて、もし今の状況で申告敬遠を選択するのであれば、(次打者の)嶺井と勝負する方が良いのではと述べた

「インコース厳しく行かないと

当たったらすいませんでええよ」と、自らの直感を信じた投手及川に対しての期待を述べた

及川はカウント1―1から内角に厳しいボールを投げてくると、岡田氏は「うん」と頷く

この後、カウント3―1の場面では「フォアボールの方がええよ

嶺井勝負の方がいいよ」と、接戦を勝ち取るために点を取るという意志を見せていた

岡田氏は「抑えたら、相当自信つくよ」とも強調した

そして、カウント3―2から2球ファウルを打った後、及川が144キロのストレートを外角低めに決めると、近藤は見逃し三振に倒れた

この瞬間、解説を担当していたソフトバンクOBの川崎宗則氏も「オオォッ~ッ」と驚きの声を上げ、試合の行方にさらなる緊迫感をもたらした

この試合は、ソフトバンクの采配が際立った瞬間となりました。代打近藤の投入は期待されましたが、結果的には痛恨の三振に終わり、甲子園での緊張感が更に高まりました。また、各選手の采配についての解説も得られ、戦術の重要性が再確認された試合でもありました。
キーワード解説

  • 代打とは?:試合中に自チームの選手と交代し、相手投手に対抗するために新たな選手を起用することを指します。
  • 首位打者とは?:そのシーズンで最も打率が高い選手に与えられる称号です。打撃の安定性を示します。
  • 申告敬遠とは?:攻撃側のチームが審判に伝えることで、投手が意図的に打者を歩かせることを指します。

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