日本ハム・畔柳亨丞投手が秋季キャンプ参加、競争意識を新たに燃やす

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秋季キャンプ参加の日本ハム・畔柳亨丞投手、同世代の仲間との競争意識を燃やす

日本ハムの畔柳亨丞投手(22)が、10月31日からエスコンフィールドで始まる秋季キャンプに参加すると発表した

今季は、シーズン終盤に5試合で登板し、クライマックスシリーズ(CS)でもプレーしたが、同期の選手たちはそれぞれ輝かしい成績を収めている

特に、同じ年にデビューした達投手はNPB(日本プロ野球機構)記録のデビューから先発7連勝を達成し、柳川投手は11セーブをマークした

この競争の中で畔柳は「良い刺激をもらい合いながらやれているのは非常に良いこと

自分も負けてはいられない」と語り、新世代のリーダーを目指している

ドラフトで新たな仲間たちを迎える

今秋のドラフトでは、同じ学年から5人が指名され、全員が入団すれば合計12人の大所帯が誕生する

注目のドラフト1位指名選手である明大の大川慈英投手(22)とは、過去にセンバツで対戦した経験があり、同じく3位指名の東海大の大塚瑠晏内野手(22)とも直接対決したことがある

「同級生がたくさん加入するけれど、1歩でも2歩でもリードできるように頑張りたい」と前向きな心情を示した

ピラティスで得られた体のコントロール

今季、畔柳は5月に右肘の痛みで一時離脱して以来、体のコントロールの重要性を認識し、ピラティスのトレーニングに力を入れてきた

「いかに自分の体をコントロールして投げるかが大事だ

このピラティスが投球に繋がる」と述べ、毎日約30分間のバランスの取れたトレーニングを実践している

投球フォームの調整も行い、「オフシーズンも体の操り方を中心に鍛えたい」と意気込みを語った

クライマックスシリーズでの貴重な登板経験
CSファイナルステージでは第4戦の9回に登板し、1回を完全投球

初めての重要な局面での登板に感謝し、「数試合ではあったが、自分の力を発揮できた

これが来季以降に繋がる」と語った

愛称が「クロヤナギ」から“テツコ”に変わった今、勝負の5年目に向けて新庄監督の信頼を勝ち取り、長期にわたる活躍を目指す意気込みも示している

畔柳亨丞投手の取り組みや意気込みを伺うと、同世代との競争が彼にとっての大きな刺激になっていることがわかる。特にピラティスを取り入れたトレーニングで体のコントロールを意識している点は、今後の成長に繋がりそうだ。また、ドラフトで仲間が増える中、自身がリーダーシップを発揮し、さらなる成績向上を目指す姿勢が印象的である。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは? プロ野球のポストシーズンに行われる試合で、リーグ優勝チームと下位チームの間で行われるトーナメント形式の試合です。
  • ピラティスとは? 体幹を鍛えるエクササイズの一種で、柔軟性やバランス感覚を向上させるためのトレーニングです。
  • ドラフトとは? プロ野球選手の新人選手選考のことを指し、各球団が若い選手を指名して契約する制度です。

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