知念選手は、イースタン・リーグでの活躍が高く評価され、早期での支配下登録と一軍での活躍を誓いました
スーツ姿で指名あいさつに臨んだ知念選手は、「チームの力になれるように、もっと必死でやっていきたい」とその意気込みを語り、緊張感の中にも夢をかなえた充実感が漂っていました
昨年はイースタン・リーグの首位打者となったものの指名漏れだった知念選手は、今季は目標にしていた2桁本塁打に届かなかったものの、昨季の4本塁打から倍増する9本塁打を記録し、リーグ最多の126安打を打ち、その確実性をアピールしました
これにより、夢の扉が開かれたのです
知念選手を指名した巨人の榑松伸介スカウトディレクターは、「育成枠ではあるが、イースタンでの実績は十分
1年目から勝負してほしい」という期待の声を寄せました
また、知念選手は「ガムシャラさや必死さが評価され、アピールポイントは打撃だけではなく、元気さや活気も大事だと思う
チームが苦しいときに“アイツがいたら”と思ってもらえる存在になりたい」と語り、その心意気を見せました
さらに、知念選手は来季に対戦する可能性があるオイシックスに対しても「楽しみで、自分の活躍で1軍に上がれるようにしたい」と意欲を示しました
来年4月で26歳となる知念選手は、一日も早い支配下登録と一軍定着を目指しています
「休んでいる時間はない
トレーニングを続け、打率や長打の確率を上げていきたい」と、決意を新たにしました
また、球団は選手育成を目的に、中東・南アジア地域のプロ野球リーグ「ベースボール・ユナイテッド」に笠原祥太郎投手(30)を派遣することも発表しました
シーズンは14日から12月14日までの1カ月間で、元メジャーリーガーとの対戦も予定されています
笠原選手は、「より一層レベルアップし、新潟に戻ってきたい」とコメントしており、今季限りで退団した薮田和樹投手(33)も参加予定です
知念選手のドラフト指名には、実力が反映された結果であり、彼の今後の成長に期待が寄せられています。特に彼が語る「チームの力になれるように」などの言葉からは、勝ちたいという強い意志が感じられ、彼自身の成長だけでなく、チーム全体の活性化にもつながることが期待されます。
キーワード解説
- 育成指名とは?:プロ野球における育成指名は、支配下登録を受けていない選手を育てるための特別な枠のことで、選手としての成長を望んでいる球団が行う指名方法です。
- イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球における二軍リーグであり、選手が一軍に上がるために実力を試す場として機能しています。
- 支配下登録とは?:プロ野球チームにおいて、選手が公式に契約し、チームの計画に組み込まれることを指します。

