楽天辰己涼介がメジャー挑戦へ向けて代理人と契約

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楽天ゴールデンイーグルスの外野手、辰己涼介選手(28歳)が、米国のマネジメント会社「Premier Talent Sports & Entertainment」(PTSE社)と契約を結んだことが、10月31日に明らかになりました

この契約により、辰己選手は同社のエージェントフィル・テラーノ氏と弁護士ジョーン・ウェバー氏と共に、メジャーリーグ挑戦を目指すこととなります

辰己選手は、アメリカのプロ野球リーグであるメジャーリーグ(MLB)でのプレーを希望しており、今オフにはポスティングシステムを利用しての移籍を目指しています

ポスティングシステムとは、メジャーリーグに移籍を希望する選手が国内の球団に対して申し出を行い、球団がその選手をメジャーでプレーさせるための交渉を行う制度です

しかし、楽天球団側は、今のところ移籍を許可しない方針を示しています

辰己選手は、9月に選手登録日数が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権を取得する条件を満たしましたが、海外FA権を取得するには最短で2027年シーズンまで待つ必要があります

10月11日の秋季練習初日には、「(球団と)交渉中って感じですね」と現状を説明し、「今やれるのは鍛錬すること

申請期限もあると思うから、それまでに折り合いがつけば」と期待を寄せていました

さらに、米球界関係者の間では、辰己選手が市場に出た際には、複数のメジャーリーグ球団が獲得を強く希望するとの見解が示されています

また、辰己選手はテラーノ氏とウェバー氏に加え、特別顧問として元プロ選手のワクヤ・ヒノ氏とも契約を結んだ模様です

楽天の辰己選手がメジャー挑戦を本格化させるための大きな一歩を踏み出しました。新たな代理人と契約を結び、移籍に向けた道筋を整えることは、本人にとって重要な決断です。しかし、球団との交渉が進展しない限り、メジャーリーグでの活躍は難しい状況です。今後の動きが注目されます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?
  • フリーエージェント(FA)権とは?
  • メジャーリーグ(MLB)とは?

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