ロッテ秋季キャンプの紅白戦で若手投手が躍動、監督は走塁と守備を評価

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ロッテの秋季キャンプでの紅白戦が盛況、若手投手が光る

2025年11月1日、ロッテは宮崎・都城で秋季キャンプの第1クール4日目を迎え、6イニングの紅白戦を実施しました

この紅白戦は、サブロー新監督(49)が就任してから初めての実戦練習として注目を集めました

紅組の先発投手、吉川悠斗(20)は3回無失点を記録し、白組の河村説人(28)も4回無失点の好投を見せ、両投手ともに強い印象を残しました

特に、吉川は期待の若手選手として注目されており、今後の成長に期待が寄せられています

紅組は6回に友杉篤輝内野手(24)と高部瑛斗外野手(27)の連打、さらに山本大斗外野手(23)の四球で1死満塁のチャンスを作り、その結果、安田尚憲内野手(26)が右犠飛を放つことで両チームにとって初の得点が決まりました

この得点が決勝点となり、試合の流れを決めました

サブロー監督は試合後、「打撃よりも投手のクイックや走塁を見たかった」としつつも、クイックなどのプレーが良かったことを評価しました

しかし、連日の練習で選手たちが疲れていることから、打撃に関しては少し難しさがあったと振り返りました

試合中には2度の本塁死が発生しました

5回表、指名打者・植田将太捕手(27)が放った右前打により、宮崎竜成内野手(24)が本塁死の憂き目に遭いました

また、6回裏では西川史礁外野手(22)の右前打がきっかけで和田康士朗外野手(26)が本塁でアウトになりました

これに関し、サブロー監督は「守備側から見たら100点」と評価し、さらなる練習の必要性を指摘しました

また、安田の右犠飛については「『ホームラン打ちに行け』と指示したが、遅れてファウルを打った」と言及し、選手に対してより積極的な打撃を求めていることを示唆しました

今回のロッテの紅白戦は、若手投手が非常に良いパフォーマンスを見せたことが印象的でした。特に、吉川投手の投球は期待を寄せる若手選手として注目されており、キャンプを通じての更なる成長を感じさせるものでした。また、守備面でも高評価のプレーがあり、チーム全体のバランスが良くなっていると感じました。ただ、打撃については疲れが見え、今後の練習での調整が必要です。
キーワード解説

  • 秋季キャンプとは?:プロ野球チームがオフシーズンに行うトレーニング期間で、選手の成長やチーム戦略の構築を目指す。
  • 紅白戦とは?:チーム内で行う練習試合で、選手の実力を試すために紅組と白組に分かれて戦う。
  • 無失点とは?:投手が相手チームに点を与えず、全てのイニングを抑えた状態を指す。投手の性能が評価される重要な指標。
  • 犠飛とは?:打者が打った球をキャッチする際、三塁走者が本塁に生還するために犠牲になる打撃。

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