巨人ルーキー石塚裕惺選手、投球フォーム改善に挑む秋季キャンプでの意欲

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2025年11月1日、プロ野球・巨人は秋季キャンプをジャイアンツタウンスタジアムで行いました

このキャンプでは、特に注目を集めたのがルーキーの石塚裕惺選手で、彼は全体練習後に吉川大幾コーチと共にスローイング練習を行いました

今回の練習では、高さ約2メートルの高さに張られたゴムを目標に、ボールを縦軸に意識して投げることが要求されました

このような練習は、選手がボールをより強く、正確に送球するための方法のひとつです

縦軸での投球は、一般的に左右へのブレを抑えつつ、強いボールを投げる助けとなります

石塚選手は、「上から投げられた方が送球のブレも少なくなるし、強い球も投げられる」と述べ、長年の経験を持つ坂本勇人選手からのアドバイスを重視していることを明らかにしました

坂本選手自身も、元ヤクルトの宮本慎也氏と共に訓練を重ね、フォームを改善するのに数年を要したという経歴を持っています

石塚選手はその教えを受け、「根気強くやっていけたら」と意気込みを語り、身体の使い方についての理解を深めようとしています

さらに、「ヒジが下がっている方が投げやすいが、強いボールがいかない」と自身の課題を認識し、岡本和真選手や小林誠司選手とのキャッチボールを通じて、より良いボールを投げることを目指す意向も示しました

石塚裕惺選手の取り組みは、プロ野球選手としての成長を図るための重要なステップです。坂本選手から受け継ぐ経験や知識は、若い選手にとって大きな財産となるでしょう。彼の今後の成長に期待が集まります。
キーワード解説

  • スローイング練習とは?:スローイング練習は、野球選手がボールを投げる技術を磨くためのトレーニング方法です。正確かつ強い送球を行うためには、身体の使い方や投球フォームが重要です。
  • 縦軸とは?:縦軸とは、身体を上下に意識して使うことで、ボールをより正確に投げるための軸のことを指します。これにより、投球時のブレを抑える効果があります。

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