阪神・西純矢外野手、秋季キャンプで新たな挑戦をスタート

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 阪神タイガースの秋季キャンプが高知県安芸市の安芸市営球場で始まり、今秋から外野手に転向した西純矢選手(24)が、初めての野手練習に挑みました

フリー打撃では柵越えを果たし、その潜在能力の高さを示しました

西純選手は、今秋のテーマを「強い打球を打つこと」と定め、練習に取り組んでいます

 快晴のもと、ファンの期待が早くも高まる中で始まったキャンプ

選手たちの注目は西純選手に集中し、彼が柵越えを打つと拍手と歓声が球場に響き渡りました

自身もその反応に拳を握りしめて応じましたが、充実感がある一方で課題も意識している様子が見受けられました

 西純選手は「(手応えは)全然良くないです」と述べ、タイミングや打撃の再現性に苦戦していることを打ち明けました

「少しでも周りの選手のレベルに追いつきたい」と、焦りの表情も見せました

 練習中には、北川打撃コーチから「強い打球を打つこと」が重要であり、体が疲れた際に「ドアスイング」になってしまうことへのアドバイスを受けました

この「ドアスイング」は、振りの際に腕が真っすぐになりすぎてボールをうまく捉えられない状態を指します

西純選手はその後、指示を受けて修正に努めました

 平田2軍監督は「野手として生きていくという姿勢は見える」と西純選手の覚悟を称賛し、北川コーチも彼のポテンシャルを高く評価しました

「当たれば面白い打撃ができるし、器用さも感じる」との言葉もありました

今後の指導方針としては「ヘッドを使う感覚を養う」ことが挙げられています

 屋外ではティー打撃とフリー打撃で合計306スイングを行い、室内練習でも200球弱のマシン打撃をこなしました

さらには、守備練習や坂道でのダッシュも行う盛りだくさんのメニューをこなす中で、「高校時代でもこんな練習はしていない

今が人生で一番練習していると思います」と疲れを感じながらも充実した表情を見せました

 西純選手は「せっかく来ているので、少しでもレベルアップできるように頑張ります」と語り、課題は多いものの、一歩一歩クリアしていくことを誓いました

記事からは西純選手の成長に向けた努力と情熱が伝わってきます。新たなポジションで挑戦する姿勢は、彼の今後に大きな影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • フリー打撃とは?
  • ドアスイングとは?
  • ポテンシャルとは?

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