広島・坂倉、秋季キャンプでの巻き返しを誓う
広島東洋カープは11月1日、宮崎県日南市で秋季キャンプを開始し、3年ぶりに27歳の坂倉将吾捕手が参加した今シーズンは右手中指骨折の影響で不本意な成績に終わった坂倉選手だが、「チームの力になれるのなら、全試合出たい」と言及し、来季の復活を誓った
攻守両面でのレベルアップを目指す坂倉
坂倉選手は捕手が基本ポジションだが、オプションとして三塁や一塁でも練習する予定だ坂倉選手は「ずっと成績が落ち込み気味で来ているので、何とか巻き返したい」とコメント
秋季キャンプでは、攻守のレベルアップに向けた取り組みを行うことを誓った
不本意な成績の要因
このシーズン、坂倉選手は4月下旬に復帰した後、91試合で先発マスクをかぶったが、打率は.238、ホームランは5本、打点数は37にとどまり、不本意な数字となったさらに、盗塁阻止率が18.1%となり、守備にも課題が見受けられた
自己犠牲の覚悟
坂倉選手は「捕手で全試合出るのが理想だが、チームの力になるならどのポジションでもやりたい」と述べ、ポジションに執着せず新たな挑戦を受け入れる姿勢を見せた新井監督からも捕手を基本線として一塁、三塁へのオプション起用が示唆されている
今シーズン、坂倉選手は新しいバットを使用しており、これによりスイングの見直しを図っている
また、右手中指の状態も回復してきており、「光しかない」と語る坂倉選手だが、来季の守備力の強化にも全力を注ぐという
新井監督も「1年通して納得いくシーズンじゃなかったが、それを生かすも殺すも本人次第」と期待を寄せた
これから10年目を迎える坂倉選手
節目のシーズンでの再出発が待ち望まれる
広島の坂倉選手が秋季キャンプに参加し、来季の巻き返しを誓いました。右手中指の影響で成績が落ち込んだ中でも、複数のポジションでの挑戦を試みる姿勢が印象的です。
キーワード解説
- 秋季キャンプとは?:プロ野球チームがシーズンオフに行う練習期間で、選手の技術向上や新たな戦略を試す重要な場面です。
- 盗塁阻止率とは?:捕手がどれだけの選手を盗塁から防ぐことができたかを示す指標で、捕手の守備力を測る一つの基準です。
- ポジションとは?:選手が試合中に守る場所のことで、各選手は特定のポジションを担当し、チームの戦略に応じた役割を果たします。

