阪神・木下里都、秋季キャンプでの投球練習に意欲を見せる

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2025年11月1日、高知県の安芸タイガース球場で阪神の秋季キャンプが始まりました

この日のキャンプには、藤川球児監督(45)が救援右腕の育成に注力する方針を示しました

1軍の指導者は不在でしたが、ブルペンでは多くの投手がアピールの機会を得ています

来季2年目を迎える木下里都投手(24)は、初日からブルペンで熱心に投げ込みを行いました

特に注目されたのは、「遅延カメラ」と呼ばれる最新のトレーニング機器を使用しての特訓です

この遅延カメラは、投げた球のフォームを撮影し、約7秒後に映像を再生することで、投手が自分のフォームをその場で確認できる仕組みになっています

木下は、このテクノロジーを活用してツーシームを投げ分ける練習に取り組んでいます

「カウントボールと決め球で使い分けて投げられたら、より効果的だと思います」と語る彼は、自身のフォームを映像で何度もチェックしながら、より良い投球を目指しています

藤川監督は、来季の最大の課題として「右の速球派リリーフ」を挙げており、木下を含む若手投手たちには、その任務を担うことが期待されています

今年は1軍で11試合に登板した実績のある木下は、最速157キロの直球を武器に、来季こそさらなる飛躍を約束したいと意気込んでいます

キャンプ初日から80球を投じた木下に対して、平田2軍監督も熱意を感じ取った様子で、「ブルペンは活気があって、若手投手陣全体が力を入れて臨んでいる」とコメントしています

木下だけでなく、他の有望な若手選手たちもブルペンに集まり、来季のリリーフ陣を強化するための熾烈な競争が始まっています

阪神の木下里都選手が秋季キャンプで熱心に投球練習を行っており、最新の遅延カメラを使ったトレーニングに取り組んでいる様子が印象的です。来季に向けて、投手陣の育成が重要であることが強調されており、木下選手の持つ157キロの速球への期待も高まっています。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:野球において、投手が試合の前や試合中に投球練習を行う場所のことを指します。
  • ツーシームとは?:ストレートとは異なり、特定の握り方で投げることで、ボールが横に動く変化球です。この球種は打者が捕らえにくい特徴があります。
  • 遅延カメラとは?:リアルタイムでの映像を7秒遅れて再生するカメラのことで、選手が自分のパフォーマンスを即座に確認するために使われるテクノロジーです。

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