ジャイアンツの長野久義が現役引退を発表
2025年11月02日、読売ジャイアンツの長野久義選手(40歳)が今シーズン限りでの現役引退を正式に発表した長野選手は高校卒業後の2006年に日本ハムの4位指名、ロッテの2位指名を受けるも、入団を拒否していた
その後、2010年に巨人に入団し、数々の栄光を手にしてきた
プロキャリアのハイライト
長野選手は、プロ入りから多くの期待を背負いながらも、厳しい選手生活を続けてきた特に2016年には、巨人の高橋由伸監督が「四番長野」を掲げ、約40試合にわたり4番打者として起用された
しかし、成績は打率3割ながらも本塁打はわずか2本と、期待に応えることができなかった
怪我と世代交代
長野選手は2014年オフに右膝と右肘の手術を受け、これ以降は成績の低下が目立つようになった特に盗塁数の激減や併殺打の増加など、脚力の衰えが顕著になり、巨人における彼の役割は暗転していった
さらに、岡本和真選手のブレイクにより、「坂本・長野」の時代から「坂本・岡本」への世代交代が進んだことも影響している
広島時代とその後
2018年、巨人から広島へ移籍することが決まった際も、長野選手は模範的なコメントを残した新天地では最初の数年間、思うような成績を残すことができなかったが、感謝の気持ちを持ちながらプレーし続けた
38歳で巨人に復帰したものの、主に代打としての起用が続き、今季は二軍生活が多かった
人格者としての評価
長野選手は、若手選手や外国人選手への配慮を忘れず、食事の際には自ら率先して会計を済ませるなど、チームメイトからの信頼も厚かった現役引退を発表した際には、他球団からも惜別の声が多く寄せられ、彼の人格者としてのエピソードは尽きることがない
しかし、長野選手は「人間・長野」としてだけではなく、「野球人・長野」としても多くの知られざる側面を持っていたことも事実である
長野久義選手の引退は、多くの球団から感謝の声が挙がるほど、彼の人間性やチームワークの重要性を再認識させる出来事です。功績とともに、一選手としての姿勢も評価されており、今後の人生にも期待が寄せられます。
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