ドラフト1位でプロ入りした伊原陵人選手は、入団時に「背番号18に恥じないピッチングをしたい」と熱い抱負を語った
大学時代にはドラフトにかからず、NTT西日本での経験を経て念願のプロ入りを果たした伊原選手は、開幕から一軍メンバーに名を連ねた
伊原選手は、リリーフとして6試合をこなし、後に先発へと転向
チームは序盤にやや不安定な時期を迎えたが、伊原選手の活躍がその流れを変えることとなった
特に4月20日の広島戦におけるプロ初先発は、12球団の中で新人として初勝利を挙げた記念すべき試合であり、チームはその勝利によって連敗を止め、借金生活から脱出する重要な一戦となった
その後も、先発投手としてストレートのキレや変化球であるスライダーの制球力を活かしつつ、試合に貢献
特に「粘り強く、ずっと同じ投球をしたい」との言葉が示す通り、彼は持ち前の精神力をもってシーズンを戦った
しかし、7月以降は苦戦が続き、ファームでの経験も経て、再び一軍に昇格
シーズン最終戦で先発した9月28日の中日戦では、6回を投げて4安打1失点と粘り強い投球を見せた
また、シーズンを通して先発、中継ぎで28試合に登板し、5勝7敗、防御率は2.29という成績を残し、チームのリーグ優勝にも貢献した
伊原選手は「いい経験ができた
コンディションを大切にするのが一番大事だと分かった
ケガなくできたことが大きい」と振り返り、2年目への期待感を示した
彼の次のシーズンがどうなるのか、多くのファンが注目している
伊原選手のルーキーイヤーは、さまざまな経験に満ちていました。特にチームが苦しい時期に彼の活躍が大きな力となり、初勝利を挙げた試合は彼の記憶に残る出来事でしょう。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説
- プロ野球とは?:日本のプロ野球は、全国から集められた選手たちがリーグ戦を通じて競い合う、国内最高峰の野球大会です。
- リリーフとは?:リリーフは、試合中に急遽登板する投手を指し、主に先発投手が交代した際にマウンドに上がります。試合の流れを変える重要な役割を担います。
- 先発とは?:先発は、試合の初めからマウンドに上がる投手で、試合の雰囲気や流れを作る役割を持っています。通常、先発投手は長いイニングを投げることが求められます。

