ヤクルト、新任コーチ陣が残留練習で指導を開始

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プロ野球チーム・東京ヤクルトスワローズは、埼玉県の戸田球場で行われた残留練習にて新任のコーチ陣が初めて指導にあたりました

今回新たに就任したのは、村中恭兵2軍投手コーチ(37歳)と三輪正義2軍内野守備走塁コーチ(41歳)です

村中コーチは背番号「76」のユニフォーム姿を披露し、早速ブルペンに入り投手たちをチェックしました

村中コーチは「いろいろな経験を伝えたい」とし、選手たちを良くしたいという強い意気込みを見せました

指導においては選手とのコミュニケーションが重要で、やりやすい環境を作ることが優先課題と考えています

村中コーチは、2006年に高校生ドラフト1巡目でヤクルトに入団し、通算46勝を挙げるなど活躍

2019年に退団した後は独立リーグでプレーした後、2022年にヤクルトに復帰し、アカデミーやジュニアチームのコーチを経験しています

独立リーグでの経験を踏まえ、「気づきを与えること」を教える立場として大切にしています

また、選手とのコミュニケーションを重視し、成長するためのきっかけ作りを目指しています

「常に選手をしっかり見ておき、いつでもアドバイスができる存在になれるよう努めたい」と語る村中コーチは、特に左投手の育成が重要な課題であることを強調

自身の経験から多くの可能性を感じており、選手たちに対する期待を込めています

特にドラフト5位で指名された鈴木蓮吾投手(18歳)に対しても指導を約束し、「社会人1年目として学ぶことは多いが、しっかりとサポートしていきたい」と述べました

ヤクルトの新任コーチ陣が残留練習で指導を開始したことは、チームの未来を見据えた重要な一歩です。特に村中恭兵コーチの豊富な経験と選手とのコミュニケーションへのこだわりが、選手の成長を支えることでしょう。左投手の育成に力を入れ、チーム全体の実力向上を目指す姿勢が、今後の戦力にどのように影響を与えるのか楽しみです。また、若手選手への具体的なサポートが期待されており、特に鈴木蓮吾投手の成長に注目が集まります。
キーワード解説

  • ブルペンとは?ブルペンとは、野球において試合中に投手が試合前や準備中に温めたり、実際に投球練習を行う場所のことです。
  • ドラフトとは?ドラフトとは、プロ野球チームが選手を獲得するために行う制度で、高校や大学、社会人スポーツから選手を選ぶ仕組みのことです。
  • 気づきとは?気づきとは、自分の状況や問題点を理解し、向上するための手がかりを得ることを指します。

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