30年目の震災記念、オリックスが復刻ユニホームで神戸シリーズを開催

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2025年1月17日、阪神・淡路大震災から30年を迎えるこの日、オリックス野球クラブは「神戸シリーズ2025~がんばろう KOBE 30th~」を開催することを発表しました

今季の公式戦6試合でチーム全員が1995年のリーグ優勝を飾ったブルーウェーブ当時の復刻ホームユニホームを着用します

この試合は、ほっともっとフィールド神戸で行われることが決定しており、実施される日程は5月31日、6月1日(対西武)、7月4日、5日(対ロッテ)、7月17日(対楽天)、8月27日(対ロッテ)です

1995年1月17日、神戸市は大地震に襲われ、都市は壊滅的な被害を受けました

その年、オリックスは「がんばろうKOBE」を合言葉に、地元市民の支援を受けながらリーグ優勝を達成

翌年にはリーグ連覇を達成し、日本一に輝くなど、チームは復興の象徴として広く知れ渡りました

オリックス球団は、「阪神・淡路大震災から30年、被災地の方々が過ごした日々と改めて向き合い、災害について考えるきっかけを提供したい」とのコメントを発表しました

このイベントを通じて、震災の記憶を風化させず、未来に向けての防災意識を高めることが目的です

復刻ユニホームのデザインは、1995年当時のものを忠実に再現したもので、ファンにとってはその時の思い出を呼び起こす象徴的な存在となっています

試合が行われるすべての地域のファンにとっても、復興の状況や災害の記憶を共有する貴重な機会になるでしょう

オリックスの取り組みは、震災から30年を迎えるにあたり非常に意味深いものです。復刻ユニホームの着用は、忘れられがちな震災の記憶を再認識し、地域の絆を深める良い機会となるでしょう。また、チームが市民に与えた勇気や希望を思い出させるきっかけにもなります。
キーワード解説

  • 復刻ユニホームとは? 過去のデザインやスタイルを再現したユニホームのことで、当時の雰囲気を感じさせる特別な意味を持つことが多いです。
  • リーグ優勝とは? プロ野球における大会の中で、最も成績を残したチームに与えられる称号で、その年の全国での強さを象徴します。
  • 震災の記憶とは? 阪神・淡路大震災など、大きな自然災害によって被害を受けた地域で、その出来事を忘れないために残す教訓や経験のことです。

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