広島・坂倉将吾選手が秋季キャンプで内野手としての役割を果たす
広島東洋カープは11月2日、宮崎県日南市の秋季キャンプ2日目に特別ルールによる紅白戦を実施しましたこの日、注目を集めたのは、捕手として広島で活動している坂倉将吾選手(27)で、彼が3年ぶりに内野手としてのプレーに挑戦しました
新井貴浩監督(48)は、坂倉選手を来季において生かすために、捕手だけでなく一塁や三塁手としても起用する構想を持っていると発表しています
坂倉選手自身も、内野手としてのスキルを向上させるための練習を開始しています
「3番・三塁」として出場した紅白戦では、守備中に力強いライナーや、定位置よりさらに前に転がるゴロ、さらにはファウルフライなど多様なプレーを経験しました
公式戦では2022年以来の内野守備の機会となり、「良かったです
また慣れていけるように頑張ります」と語っています
久しぶりの内野でのプレーを通じて、自身の実力を再確認したようです
本業は捕手であるものの、今季は右手中指を骨折した影響で、捕手としての送球が不安定になり、盗塁阻止率が1割台まで落ち込みました
これにより出場機会も減少していました
坂倉選手は「全試合出場」を果たすことを目標に掲げ、「一番は捕手としてですが、少しでもチームの力になれるのなら」と、来季でもチームへの貢献を強く望んでいることを明らかにしました
坂倉将吾選手の秋季キャンプにおける内野手への挑戦は、選手の多様性とチームへの貢献の意欲を示しています。捕手としてだけでなく、内野手としてもプレーすることで、より広いフィールドに対応できる選手になることを目指しているのは、今後の試合においてとても重要な要素になるでしょう。
キーワード解説
- 秋季キャンプとは?秋季キャンプは、プロ野球選手がシーズンオフに行うトレーニングキャンプで、主に体力強化や技術向上を目指します。
- 盗塁阻止率とは?盗塁阻止率は、捕手が盗塁を阻止できた回数の割合を示し、高い値ほど優れた守備力を示します。
- フル出場とは?フル出場は、試合の全てのイニングに出場することを意味し、選手にとっては体力や持久力の良さを示す指標となります。

