この発表は、2025年シーズンの終了後に行われました
山田選手は2014年のドラフトで5位指名を受け、佐賀工業高校から西武ライオンズに入団しました
その後、2018年にはチームが10年ぶりのリーグ優勝を成し遂げる中でプロ初出場を果たし、2019年にはレギュラーとして活躍しました
特に、2021年にはキャリアハイを記録するとともに、多くのファンの期待に応えました
2022年のオフシーズンには、同じく若手選手の佐藤龍世選手とトレードで北海道日本ハムファイターズに移籍
だが、2023年オフには日本ハムから戦力外通告を受け、楽天に育成選手として契約
2024年シーズンの開幕前には支配下選手に昇格するも、出場試合数はわずか25試合となり、今季は一軍出場を果たせませんでした
自身のSNSに投稿したメッセージでは、「今シーズンで現役を引退します!11年間もこの最高峰の舞台で野球をやらせていただいて本当に感謝しかありません」と感謝の言葉を述べています
また、「ファンの方々がいなければここまで頑張れませんでした」と、応援してくれたファンへの感謝を表明しました
さらに、明るいキャラクターとムードメーカーとしての存在感を持つ山田選手は、「喉のおかげでここまでの声が出続けました」と、自身の体験を振り返りました
山田選手は最後に「野球めちゃくちゃ楽しかった」と述べ、「これからもっともっと熱い人生にしていきます」と前向きな決意を示し、感謝の言葉で締めくくりました
山田遥楓選手の引退は、多くのファンにとって寂しいニュースですが、彼のキャリアに対する感謝の気持ちと、前向きな姿勢が印象的でした。プロ生活の中で築いた人間関係や思い出は、得がたい経験であり、彼が声を大にして感謝を表したことからも、その経験がいかに大切だったかが伝わってきます。
キーワード解説
- 戦力外通告とは?:選手が所属チームから契約の解除を通知されることを指し、これにより選手は他のチームからのオファーを待つことになる。
- 支配下選手とは?:プロ野球において、チームの一員として正式に登録された選手のこと。支配下契約を結ぶことで、公式戦に出場できる権利を得る。
- 育成契約とは?:プロ野球の新人や若手選手を育てるために結ぶ契約。育成選手は一軍ではなく育成専用のチームでプレーすることが多い。

