移籍3年目となる今季、石川選手は開幕を二軍で迎え、ファームでの成績は打率.380、5打点であり、5月7日の楽天戦で一軍デビューを果たした
初の一軍出場では、「ラストチャンス」との思いでヒットを放ち、試合に貢献した
シーズンの波を受けながら
ところが、5月には安打を2本に抑えられ、6月には一軍登録を抹消される厳しい状況に直面した再昇格は果たすも、出場機会は限られ、再び一軍登録を抹消された
若手選手たち、特に高部瑛斗や藤原恭大らの活躍が光る中、石川選手は自らのプレーに注力する姿勢を崩さずにいる
「自分のコントロールできることに100％フォーカスしてやってきた」と振り返る
課題を共有しつつ
7月26日のDeNA戦では、見事に二塁盗塁を決めるなど、走塁面にも目を向けることができた石川選手は「チームとして課題を共有し、全力で取り組んでいく」と意気込みを示した
さらに9月には本塁打を放つなど、自身の持ち味を発揮する瞬間もあった
ファンの期待と新監督への思い
石川選手は、巨人から移籍後もチームの核となる存在として期待されており、過去には東京ドームで移籍後初安打を記録したしかし、今季の成績には自ら厳しい評価を下す
「このザマなので」との言葉がその思いを物語っている
来季新たにサブロー監督の下での活躍を誓う石川選手
チームの一員として再起を果たし、ファンの期待に応える姿を見られることを願う
「サブさんとコミュニケーションをとりながら、自分のやりたい野球を全うしたい」と語る石川選手
来季への意気込みが、この言葉に表れている
ロッテの石川慎吾選手が移籍3年目を振り返る中で、厳しい逆境にもかかわらず、今後の成長に向けた強い意欲を見せています。この姿勢はファンにとっても希望の光であり、今季は彼の持ち味である打撃や走塁面での努力が結果として現れることを期待したいです。
キーワード解説
- 打率とは？：選手のヒット数を打席数で割ったもので、選手の打撃成績を示す指標です。高い打率は多くの安打を記録していることを示します。
- 出塁率とは？：選手が出塁する確率を示す指標で、安打、四球、死球の合計を打数に加算した数で割ります。出塁率が高い選手は、出塁能力に優れていると言えます。
- 得点圏打率とは？：得点圏にランナーがいるときの打率で、試合の重要な局面での打撃能力を示します。この数値が高い選手は、プレッシャーの中で効果的に打つことができる選手です。
