ソフトバンク・正木智也、秋季練習に参加しレベルアップへ挑戦

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 ◆秋季練習(3日、タマスタ筑後) 福岡ソフトバンクホークスの外野手、正木智也選手(25)が、福岡県筑後市にあるタマスタ筑後で行われる秋季練習に合流しました

正木選手は、今シーズンの初めに左肩を負傷し手術を受けたものの、懸命なリハビリとアピールでポストシーズンに約半年ぶりに一軍復帰を果たしました

彼は来季に向けて、打撃力の向上と一塁守備の技術向上に取り組んでいます

 正木選手は「ぶっ通しでリハビリを続けてきたので、休みは疲れて寝ていました」と、シーズン終了直後の休暇について語ります

今季は開幕から5番打者としてスタメン出場を続けていましたが、4月18日の西武戦で空振りした際に左肩を傷め、その結果、4月30日に左肩関節亜脱臼に伴う手術を受けました

この手術は、肩の安定を保つためのバンカート修復術と呼ばれるもので、肩関節周囲の損傷を修復します

 手術後、今季中の復帰は難しいとされていましたが、正木選手は諦めずにリハビリを続けました

9月上旬には実戦復帰を果たし、その後はみやざきフェニックス・リーグで活躍し、ポストシーズンでも一軍に戻ってきました

手術の影響でヘッドスライディングなどの一部のプレーが制限されていた正木選手は、来季に向けてその制限が無くなることを期待しています

 「個人としては何も貢献できていない」と悔しさをにじませる正木選手

本秋はその思いを胸に、打撃練習に励んでおり、確実性を高めることを目指しています

また、守備では外野から一塁に重点を置き、笹川隆4軍内野守備走塁コーチとともに基本的な動作の練習に励んでいます

「この秋は技術力を高めたい」と意気込みを語る姿は、来季に向けたさらなる進化を感じさせます

正木選手の復帰にかける思いはとても強く、彼が直面した苦労や挑戦が伝わる素晴らしい記事でした。怪我から復活するためには非常に大きな努力が必要ですが、それを乗り越えようとする姿勢は、多くの人に勇気を与えるでしょう。来季の彼のさらなる成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 秋季練習とは? プロ野球チームはシーズンが終わると、選手たちが今後の成長を目的として行う練習です。この期間は技術や体力を向上させるための重要な時間です。
  • リハビリとは? 怪我をした人が元の状態に戻るために行う治療やトレーニングのことです。正木選手のように手術後に行うリハビリは、特に慎重に進められます。
  • バンカート修復術とは? 肩の関節の損傷を修復する手術で、安定性を取り戻すために行われます。この手術は、選手が再び自分のパフォーマンスを発揮するために重要です。

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