ヤクルト・塩見泰隆がリハビリ順調、実戦復帰に向けて自信を見せる

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東京ヤクルトスワローズの外野手、塩見泰隆(32)が3日、埼玉・戸田球場で行われた松山秋季キャンプの残留練習に参加しました

彼は今年3月に行われたオープン戦で左前十字靭帯を損傷し、4月に手術を受けるなど、長期にわたるリハビリを続けてきましたが、現在その経過は良好です

塩見選手は全体の練習メニューに参加し、フルでの打撃練習を行っている状況で、実戦復帰に向けて順調に調整が進んでいるとのことです

彼は「本当に最終段階だと思う

ほぼ制限がかかっているところはなくて、まだやってないスライディングなどを詰めて終わり」と語り、リハビリの成果を実感している様子を伺わせました

さらに、技術を上げるための準備が整いつつあると強調し、「ここからがやっとスタート

動けるようになって、もう一度技術を上げていかなければならない」と意欲を見せました

塩見選手は昨年5月にも左前十字靭帯と左半月板を損傷しており、直近3シーズンは故障に悩まされていました

「悔しい思いが空回りしちゃいけないと思う

焦らずやっていきたい」と、冷静な姿勢を崩さずにリハビリに取り組んでいることが伺えます

現在の体重は約84キロで、例年のシーズン中よりも4キロほど増加していると明かしました

「過去最高体重

ウエートやリハビリのトレーニングで意図的に増やしました」とのことで、「体が重たいなということはなくて、大丈夫

シーズンに入ったら1、2キロ落ちるので、82、83キロぐらいになるのではないか」と談話しています

塩見選手は走攻守全てで活躍することを理想に掲げており、「打撃、守備、走塁全てできて野球選手だと思う」と語っており、競争に勝ち残りレギュラーの座を確保するために全力を尽くす決意を表明しました

2021年と2022年のリーグ連覇に大きく貢献した背番号9の選手は、再び大歓声の中で打席に立つことを強く希望し、1軍復帰を目指しています

塩見選手の復帰に向けた取り組みは感慨深いものがあります。彼は過去数シーズン、多くの怪我に悩まされながらも、前向きな姿勢でリハビリを続けています。これからのシーズンに向けた期待が高まる中、彼のパフォーマンスがどのように変わっていくのか非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 左前十字靭帯とは?:膝の中にある靭帯の一つで、膝関節の安定性を保つ重要な役割を果たしています。
  • リハビリとは?:けがや手術後に行う治療で、身体機能を回復させるための訓練を指します。

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