宮本慎也氏、長岡秀樹選手のスローイング改善を提言

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元ヤクルトヘッドコーチ・宮本慎也氏が長岡秀樹選手にスローイング改善を提言

元ヤクルトヘッドコーチの宮本慎也氏(54)が、1日に放送されたニッポン放送の「ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ」にゲスト出演し、古巣であるヤクルトに所属する長岡秀樹内野手(24)のスローイングについて言及した

宮本氏は、長岡選手のスローイング能力について「見直したほうがいい」とし、改善の余地があると提案した

番組の進行役を務める煙山光紀アナウンサー(63)から、「名ショート」として知られる宮本氏が選ぶ「このショートが凄い!」というテーマが提示され、長岡選手のスローイングについて尋ねられた

宮本氏は、長岡選手には過去にゴールデングラブ賞(野球における守備の優秀選手に贈られる賞)を獲得した実績があるが、間一髪のプレーにおいては不安定な部分があると指摘した

宮本氏は、現役時代の自らの経験を交えながら、特にイージーゴロの場合における送球の精度について話し、現在の選手がしばしばファーストがしゃがみ込んで捕球する光景に懸念を示した

また、「彼もスローイングが悪いわけではないが、間一髪の時に送球がそれることが多い」と述べ、基本的な投球フォームが体に与える影響を強調した

さらに、宮本氏は長岡選手に対し、「スローイングは見直したほうがいい」とアドバイスし、プロの選手としての身体を守る重要性を訴えた

特に、スローイングは肩や肘に負担をかけるため、理にかなった動作を身に付けることがキャリアを長く保つ鍵になると警鐘を鳴らした

長岡選手は2019年にドラフト5位でヤクルトに入団し、プロ3年目の2022年には球団最年少でゴールデングラブ賞を獲得

その後も全143試合に出場し、セ・リーグの最多安打を記録したが、今季は負傷も影響し出場67試合にとどまり、安打数も前年の163本から60本に激減するなど、不本意な成績となっている

宮本慎也氏が長岡秀樹選手に対し、スローイング技術の改善を促す内容は、選手の成長に向けた重要なアドバイスと言えます。長岡選手は過去にゴールデングラブ賞を受賞しているものの、最近の成績に悩む中、専門家からの指摘を真摯に受け止め、さらなる成長を目指してほしいところです。
キーワード解説

  • スローイングとは?: スローイングは野球でボールを投げる動作のことを指します。正確なスローイング技術が求められ、守備の際に重要です。
  • ゴールデングラブ賞とは?: ゴールデングラブ賞は、野球において優れた守備をした選手に贈られる賞で、毎年選考されます。
  • イージーゴロとは?: イージーゴロは、守備が比較的簡単なゴロヒットのことで、選手が確実にアウトにすることが求められるプレーです。

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