創価大・立石、関東大学野球選手権準々決勝で見せた勝負強さ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇関東地区大学野球選手権 準々決勝 創価大6―1上武大(2025年11月3日 横浜) 阪神からドラフト1位指名を受けた創価大の立石正広内野手(22)が、関東地区大学野球選手権大会準々決勝の上武大戦に先発出場し、2安打2打点を記録した

この試合は、立石にとっても大学生活での重要な瞬間であり、負ければ終戦となる短期決戦で、その実力を存分に発揮した

立石は、大学4年間でのリーグ戦通算出場72試合で56打点をもたらすポイントゲッターとしての地位を確立している

特に、試合の流れを左右するチャンスの場面で強さを見せ、「チャンスの鬼」として知られる存在だ

この試合でも、4回の2死二塁の場面で低めの変化球を捉え、左前へ痛烈な適時打を放った

また、7回の2死満塁の場面でも、三塁への適時内野安打を記録するなど、この日2度の得点機で確実に打点を挙げた

立石は、こうした瞬間を「チャンスで打つためのクリーンアップ」として意識しており、勝負強さは決して偶然ではなく、彼の成長の証である

立石は、「打席に入ってワクワクさせる選手になりたい」と語り、阪神の先輩選手たちからの影響を受けながら自らを成長させようと努めている

今季、阪神のセ・リーグ打点トップの佐藤輝(102打点),森下(89打点),大山(75打点)といったドラフト1位選手の中に加わることが期待される

チームは明治神宮野球大会出場に王手をかけており、4日の準決勝、神奈川大戦に向けて立石は「難しい試合になる」としつつも、自分の全力を出す意気込みを示した

若きスターが持つ勝負強さが、チームを全国大会へ導く鍵になるだろう

立石選手の成績は、彼の勝負強さを物語っています。重要な場面で確実に結果を出す姿勢が、チームにとっても頼もしい存在です。今後の活躍が一層楽しみです。
キーワード解説

  • ポイントゲッターとは?得点に貢献する選手を指した言葉で、特に重要な場面での打点が多い選手を意味します。
  • クリーンアップとは?野球において、打順の中で4番、5番、6番に位置する選手たちを指し、主に打点を稼ぐ役割を担っています。
  • ドラフトとは?プロ野球チームが選手を獲得するための制度で、多くの高校や大学の選手が指名されるイベントです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。