読売巨人、石井琢朗氏が来季2軍監督に就任

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読売巨人軍は4日、今季まで横浜DeNAベイスターズで野手コーチを務めていた石井琢朗氏(55)が、来シーズンから2軍監督に就任することを発表しました

石井氏は2020年から2021年まで巨人で1軍野手総合コーチ、3軍野手コーチとして在籍しており、今回5シーズンぶりの復帰となります

石井氏は2020年に原辰則前監督の下でリーグ2連覇に貢献した実績があり、若手選手の指導や1軍への戦力供給に尽力することが期待されています

彼の選手としてのキャリアは1988年にドラフト外で投手として横浜(現・DeNA)に入団したところから始まります

1991年に野手に転向し、最多安打を2度、盗塁王を4度獲得するなど、通算2432安打を放ち、「名球会」と呼ばれる特別な団体にも名を連ねました

現役引退後は、広島東洋カープや東京ヤクルトスワローズ、そして巨人でコーチとしても活躍し、2022年には古巣のDeNAに復帰

今季はファームで若手選手の指導に尽力してきました

また、2軍監督を務めていた桑田真澄氏(57)は10月28日に今季限りで退団を発表しており、石井氏の就任は球団の方針を新たにする重要な決断の一環と言えます

さらに、田口昌徳氏(55)が2軍バッテリコーチに就任し、市川友也バッテリーコーチ(40)が3軍に異動することも同時に発表されました

今回の石井琢朗氏の2軍監督就任は、若手選手の育成に力を入れる巨人にとって重要な一歩です。過去の豊富な経験を持つ彼が、若手をどれだけ引き上げられるか注目されます。
キーワード解説

  • 野手コーチとは、野手の育成や指導を行う役職のことです。選手が打撃や守備などの技術を向上させるための指導を行います。
  • 2軍監督とは、球団の2軍チームを指導し、選手を育成する役割を持った監督のことです。主に若手選手の成長を促すことが期待されます。
  • 名球会とは、日本のプロ野球における特別な団体で、通算安打数などの成績が一定の基準を満たした選手が加入することができます。

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