今回のランキングには、日本からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す4選手がランクインしました
村上宗隆、10位にランクイン
最も高い評価を受けたのは、東京ヤクルトスワローズに所属する村上宗隆内野手(25歳)で、10位に名を連ねました村上選手は2025年シーズンにオフシーズンの肘手術を受け、ほぼ全休したものの、出場56試合で22本塁打を記録
打率は2割7分3厘、出塁率は3割7分9厘、長打率は6割6分3厘と圧倒的なパワーと選球眼を改めて示しました
彼の打撃スタイルは、手を体から大きく離して打つもので、これは日本プロ野球(NPB)選手に多い特徴です
しかし、三振率が28.6%と高く、特にゾーン外の球に対する追いかけがちであることが指摘されています
また、速球への対応能力にも懸念があるとのことです
西武の今井達也、33位に
次に、埼玉西武ライオンズの投手今井達也(27歳)が33位に位置しました彼の速球は平均的かややそれを下回りますが、スライダーは「スクリューボール」と評される独特の球種です
さらに、フォークボール式のスプリッターも加わっており、最近1年間の空振り率はともに40%以上を記録しています
髙橋光成、46位にランク
同じく西武の髙橋光成(28歳)が46位にランクイン彼は与四球を少なく抑え、全ての球種を駆使して強い打球を打たせないようにするタイプで、このスタイルは読売ジャイアンツの菅野智之選手に似ています
高橋選手には新たな球種や既存の球種の向上が求められます
岡本和真、48位との評価
読売ジャイアンツの岡本和真内野手(29歳)は48位彼がMLBに移籍すれば、ポジションは三塁から一塁へ移る可能性が高いとされています
岡本選手のバットスピードが明らかに遅いことが懸念材料とされ、出塁率も3割未満で20本程度の本塁打に留まる可能性が指摘されています
今回のランキング発表は、日本の選手がメジャーリーグで注目されている証拠です。特に村上宗隆選手のように、怪我から復帰しても力を発揮できる選手がいるのは、ファンにとっても嬉しいニュースです。また、今井選手や高橋選手も独自の投球スタイルで評価されており、松井氏やイチロー氏らと同じく、メジャーリーグでの成功が期待されます。
キーワード解説
- フリーエージェントとは?選手が契約満了後に自由に新しい契約先を選べる制度のことです。
- ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に、チームがその選手の権利を他のチームに売却する方法です。
- 三振率とは?打者が打席に立って三振する割合を示す指標で、数値が低いほど打者がボールをしっかり打てているということを示します。

