ヤクルト、新監督下での秋季キャンプにて内山が内野にコンバート

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 「ヤクルト秋季キャンプ」が3日、愛媛・松山の坊っちゃんスタジアムで行われ、池山隆寛新監督(59)が多くの注目を集める中、内山壮真捕手(23)を内野にコンバートした

 内山はシートノックでショートを守り、その動きは軽快さを見せつけた

彼は今季、主に外野手として116試合に出場し、打率・262、8本塁打、48打点とまずまずの成績を残している

しかし、星稜高校時代は遊撃手として甲子園に3度も出場した経験があり、内野の守備には慣れがあると話している

 一方、ヤクルトの主砲である村上はポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指しており、その穴を埋めるためにチームの再編成が急務となっている

池山監督は「チームを崩さないと成り立たない」と言い、内山の内野コンバートもこの流れの一環として実施されている

昨シーズンは最多安打のタイトルを獲得した長岡選手とのポジション争いに内山を参加させる方針だ

 池山監督によると、「彼がどこに入るかが、一つの鍵になってくる」とのことで、内山には長打力が期待されている

野手のポジションを白紙に戻して挑むこの秋季キャンプでは、競争を通じてチーム力の底上げを図る意図がある

厳しい競争が予想されるヤクルト秋季キャンプにおいて、内山選手の内野コンバートはチーム改革の第一歩を示しています。新監督の池山氏の意図がどのようにチームに影響を与えるのか、今後の展開に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • コンバートとは?:選手が本来のポジションから別のポジションに移動することを指し、選手の適性やチーム戦略に基づいて行われる。
  • ポスティングシステムとは?:メジャーリーグのチームに選手を移籍させるための制度で、日本のプロ野球選手が利用することがある。
  • シートノックとは?:試合前に行われる練習で、選手が守備や打球処理の練習をするためのワークアウトの一形態。

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