注目されるのは、阪神タイガースが今季から、2軍の本拠地を兵庫県尼崎市にある「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」に移転することです
この新球場では、主催する67試合のうち31試合をナイターで実施する異例の計画が明らかになりました
阪神の現在の2軍本拠地、鳴尾浜球場はナイター設備が整っていませんが、新しい日鉄鋼板SGLスタジアムはその設備を完備しています
これにより、選手の暑さ対策や観戦環境を改善することが期待されています
球団関係者は、「特に7月から9月半ばまで、極力ナイターで実施できるように各球団と調整させていただきました」と語りました
最初のナイター試合は5月9日に行われるソフトバンク戦で、プレーボールは午後6時に予定されています
さらに、6月以降の平日はほとんどの試合が午後6時開始となる見通しです
なお、同球場のこけら落とし(新しいスタジアムの初めての試合)は、3月1日の教育リーグでの広島戦となり、その後、ウエスタン・リーグの阪神の開幕戦は3月14日に広島戦が行われます
今回の阪神の新スタジアムでのナイター開催は、選手や観客の健康を考慮した意味でも大変重要です。特に暑い夏場において、夕方からの試合は快適な観戦環境を提供し、多くのファンに支持されるでしょう。
ネットの反応
阪神の2軍新球場でナイター開催が増えるというニュースに対し、多くのファンから様々なコメントが寄せられています
数々の意見に共通しているのは、ナイター開催が選手や観客にとってのメリットが大きいという点です
特に、暑さ対策として、夜の試合は選手の体への負担を軽減し、観客にとっても快適に観戦できる環境を提供するという期待が高まっています
また、仕事が終わった後に試合を観に行けるため、観客数が増加するリクエストも多く見受けられました
さらに、新球場のアクセスが良好であることも、多くのコメントで評価されています
特に阪神電車の駅近くに位置していることが、梅田や三宮、難波からのアクセスを便利にし、一層の集客に繋がるのではないかと多くのファンが期待しています
ただし、ナイター開催が増えることで一軍と二軍の試合の調整が難しくなるのではないかとの懸念もあります
両方の試合でプレーする選手には、夏場のナイターに慣れる必要があるという意見も見られました
また、最近の気候の変化から、夜でも蒸し暑い日が続くため、完全に安心できる状況ではないとも指摘されています
その一方で、観客が見に行きやすい環境が整うことで、野球ファンにとっては嬉しいニュースとして受け入れられています
ファームの試合は平日の昼間に行われるため難しさがありましたが、ナイター開催により観戦の機会が増えることに期待を寄せるファンが多いです
全体的に、新たな試みに対する期待と、実際の運用に関する懸念が交錯する内容が多かったと言えます
ネットコメントを一部抜粋
ビール売れるやろなぁ。
仕事が終わったあとでも見に来れる。暑いから夜の方がいい。
阪神の二軍選手の体への負担が大きく軽減されることはもちろん、他球団の選手にも歓迎されると思います。
今度の新球場は阪神電車の駅近ですし、アクセス抜群ですからね。
ナイターが増えることは暑さ対策や観客対応のほかにも、選手にとってもプラスになりそう。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは?:ウエスタン・リーグは、日本プロ野球の二軍チームが参加するリーグで、若手選手の育成や試合経験を積む場として重要です。
- ナイター戦とは?:ナイター戦は、夜間に開催される野球の試合を指し、特に暑い季節に観客や選手の快適さを保つために実施されることが多いです。
- こけら落としとは?:こけら落としは、新しい施設の初めての利用を示す言葉で、スポーツの世界では新しいスタジアムなどの初試合のことを指します。

