阪神・藤川監督、秋季キャンプで若手投手を熱心に指導

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 阪神タイガースの藤川球児監督(45)が、11月4日、高知県安芸市にて秋季キャンプに参加し、若手投手の早川、木下らに直接指導を行いました

中継ぎ投手の育成に手応え

 今キャンプでは、特に右の中継ぎ投手の台頭がテーマとなっており、藤川監督は選手たちの練習に取り組む姿勢を高く評価しています

「素晴らしい

タイガースは大丈夫」と自信を見せ、球団史上初のリーグ連覇を目指すスタートを切りました

藤川監督の満足感

 秋季キャンプ初日の藤川監督は、安芸名物の長い階段を上りながら、選手たちの成長を実感している様子で、少し息を切らしながらうなずきました

「1年前に比べて練習の姿が全く違う」とし、「凡事徹底」、「姿勢」をテーマに掲げたことが、選手たちの成長につながっていると語ります

深い指導内容

 午前10時半頃、藤川監督はユニフォーム姿でサブグラウンドに現れ、投手陣のキャッチボールを見守った後、ブルペンで「球児塾」を開講

早川には助言を送り、木下にも具体的なアドバイスを行いました

また、工藤の投球をじっくり観察し、指導に対する真剣さが伺えました

期待される選手たち
 藤川監督は、「木下はまだ強さが伝わりきっていないが、故障なく1年間過ごせたのは評価できる」「工藤も球数を投げても球威が落ちないようになってきている」と今後の成長に期待を寄せました

さらに、椎葉、石黒、津田といった選手たちにも成長を感じており、キャンプのテーマに掲げた中継ぎ右腕の台頭に手応えを感じています

今後への期待

 午後からは野手の練習をチェックし、「スイングの力が変わっている」と選手たちのパフォーマンス向上を実感した藤川監督

勝利と育成の両立に挑むなかで、来季への準備を進めている今キャンプに期待が高まります

 「素晴らしい

タイガース、大丈夫ですよ」と話す藤川監督は、安芸の球場を後にしました

阪神タイガースの秋季キャンプは、藤川監督が直接若手選手に指導する機会となり、選手たちの成長が実感される瞬間が多く見られました。特に中継ぎ投手の育成がテーマとなっており、監督の期待感が高まっています。来シーズンに向けての準備としては申し分ない内容だといえます。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:プロ野球において、ブルペンはリリーフ投手が試合中に投球練習を行う場所で、試合出場の準備を整える重要なエリアです。
  • 中継ぎ投手とは?:試合中に先発投手が降板した後、最初に登板する投手のことで、試合の流れを変える役割を担っています。
  • 球威とは?:ボールの速さや力の強さを指し、特に投手にとっては非常に重要な要素であり、高い球威があれば打者にとっては打ちにくくなります。

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