このシーズン、彼は中継ぎとして迎えた投手転向4年目にして、1軍での登板はわずか4試合にとどまりました
根尾選手は「結果が全て
信頼を勝ち取れるように投げたい」と語り、来季こそ自身の居場所をつかみ取る決意を示しました
契約更改の背景
契約更改後、根尾は「とにかく必死にやるだけです結果が全てです」と強い覚悟を口にしました
中継ぎとしての位置づけで迎えた今シーズン、開幕時は2軍スタートとなり、5月には1軍昇格を果たすも、防御率は7.94という厳しい結果に終わりました
彼は「1軍に上がったのが1度で、登板数も物足りない
悔しさが残る一年でした」と振り返りました
過去のシーズンと今年のパフォーマンス
2022年にはシーズン途中から投手に転向し、25試合に登板その後、23、24年シーズンは先発として未勝利に終わり、今年は初めて中継ぎに挑戦しました
2軍ではチーム最多の42試合に登板し、コンスタントな投球を続けていましたが、1軍での登板数は少なかったです
自己最速155キロを記録
1軍での登板は5月6日のDeNA戦(バンテリンスタジアム)で、自己最速155キロをマークしました高校時代には甲子園春夏連覇を果たし、4球団競合のドラフト1位としてプロ入りした根尾選手
しかし、内野手、外野手、投手とポジションを変えながら、すでに7年が経過しました
根尾選手は「このままでは終われない」と切実に語ります
来季への意気込み
来季に向けて、根尾選手は「中継ぎをやっている以上、セットアッパーとか抑えはもちろん目指しますけど、その前にまず1軍で投げないといけない」と語りました敗戦処理からスタートし、結果を出しながら役割を拡大することを目指すと意気込みを示しました
根尾選手のこれまでの経歴を見ると、多くの変化を経験しながら努力を続けてきたことがわかります。特に、多くのポジションを経験し、その中で自分に合った役割を模索している姿勢には、プロ意識の高さが垣間見えます。来季に向けての決意表明は、彼自身の成長を示していると同時に、ファンにとっても期待の高まる瞬間です。今後の試合での活躍に注目したいと思います。
キーワード解説
- 契約更改とは?:プロ選手が新しい年の契約条件について話し合うことを指します。契約金や年俸の増減が決まる重要な行事です。
- 中継ぎとは?:野球において、先発投手の後に登板する投手のことを指します。試合の途中で状況に応じた投球を行う役割です。
- 防御率とは?:投手の成績を表す指標で、投球した回数に対する自責点(自らの責任による失点)の割合を示します。数値が低いほど優秀とされます。
- セットアッパーとは?:ゲームの終盤で、得点を許さずに試合を締めくくるために登板する投手です。抑え投手への橋渡し役を担います。

