トライアウト二次試験、元阪神の選手たちも参加

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くふうハヤテは、5日に本拠地の静岡・ちゅ~るスタジアム清水でトライアウトの二次試験を行いました

この試験には、一次試験の合格者35選手と、NPB(日本プロ野球)12球団での経験を持つ7名、さらにくふうハヤテからの再受験組の2選手を含む、合計44選手が参加しました

今回の試験は最終試験となり、合格者は12月に発表される予定です

参加選手の中には、阪神タイガースから鈴木勇斗投手(25歳)、佐藤蓮投手(27歳)が名を連ねており、その他にも、横浜DeNAベイスターズの今野瑠斗(21歳)、中日ドラゴンズの菊田翔友投手(22歳)、北海道日本ハムファイターズの中山晶量投手(26歳)、オリックス・バファローズの井口和朋投手(31歳)、小野泰己投手(31歳)が参加しています

特に目を引くのは、井口選手の経歴です

彼は2023年オフに日本ハムから戦力外通告を受けた後、トライアウトを経て2024年シーズンからオリックスに育成契約で加入しました

彼の通算成績は254試合出場で7勝7敗、3セーブ、40ホールド、防御率3.66という実績があります

ホールドは、試合の中で先発した投手が勝ちを拾った後、試合の流れを維持するために登板し、リリーフが勝利に寄与した試合での数値で、彼の重要な役割を示しています

また、静岡県にゆかりを持つ阪神の佐藤選手は、地元の三島市出身で、飛龍高校から上武大学を経て、2020年ドラフトで阪神に入団しました

地域に根付いた選手の活躍は、ファンからの応援にも繋がり、チームの士気を高める要因となります

加えて、今年度のくふうハヤテからの再受験者は、足立真彦投手(27歳)と野口渉投手(23歳)です

昨季のトライアウトで再受験した野村裕樹投手は清水が丘高校出身で、見事に合格を果たしました

プロ野球のトライアウトは、選手にとって新しいチャンスを得る重要な場です。多くの若手選手や過去に活躍した選手が集まり、再起を図る姿が見られるのは、ファンにとっても感動的です。地元ゆかりの選手がいることも、地域とのつながりを強化する要素となります。
キーワード解説

  • トライアウトとは?プロ野球選手が新たな契約を目指して行う試験で、合格することでチームに入団するチャンスが得られます。
  • NPBとは?日本プロ野球の略で、日本のプロ野球リーグのことを指し、多くの選手がその舞台で活躍しています。
  • ホールドとは?リリーフピッチャーが試合を有利に進め、勝利に導いた場合に記録されるもので、試合の途中で登板してから勝利投手に繋がる重要な役割を表します。

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