庄子は「今宮さんは10年以上ショートとしてプレイしており、多くの経験を持っています
そのため、様々なテクニックや知識を学びたい」と語る
ルーキーイヤーの今季、庄子は主に代走や守備固めとして26試合に出場し、打率は.235、2打点、1盗塁という成績を残した
7月26日に一軍に昇格し、日本シリーズまでメンバーとして活躍できたことを振り返り、「大事な時期に一軍にいられたのは良かった経験です」と述べた
一方で、一軍にいることでの不安も抱えている庄子
「試合前の練習で良くないパフォーマンスを示すと、いつ降格させられるかわからない」と心境を明かし、アピールの機会が限られる中で、一つのミスが命取りになるプレッシャーを感じている
だからこそ、来季に向けて守備の確実性を追求する必要があると強調した
また、7月末には今宮選手をはじめ、中村選手、牧原選手らと食事を共にし、今宮に直接自主トレ参加を懇願
「今宮組」には野村選手や海野選手、楽天の村林選手らが名を連ね、各選手が今季ブレークを果たしている
庄子もその一員として位置づけられ、強化を図っていく意向を示している
「守備力を強化したい
100%の状態に近づけたい
そして捕球については、自分のスタイルをじっくり築きつつ、打球の入ってくる角度を学びたい」と意欲を見せた
この日は、15日から始まる台湾ウインターリーグに安徳選手と共に参加することも発表された
球団からも大きな期待を背負いながら、2年目の飛躍に向け据えた
庄子選手が今宮塾で学びながら自身の守備力を向上させるための努力が続いていることは、期待を裏切らない成長の証と言える。また、競争の厳しさを知る彼の姿勢から、プロ野球選手としての責任感を感じる。来季への期待が高まる。
キーワード解説
- ドラフト2位とは?
- 自主トレとは?
- 守備の確実性とは?

