ソフトバンクがドラフト1位指名した佐々木麟太郎選手に城島CBOが訪問

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【スタンフォード(米カリフォルニア州)=帯津智昭】ソフトバンクホークスの城島健司チーフベースボールオフィサー(CBO)が、日本時間の11月5日、米カリフォルニア州のスタンフォード大学を訪れ、同大学の内野手佐々木麟太郎選手(20歳)にドラフト1位での指名に関する挨拶を行った

城島CBOは、佐々木選手が英語の勉強や学業と並行して野球も続ける大変さを感じつつも、その経験を「自分の人生の糧になる」と前向きに捉えている姿に感銘を受けたと語った

会談中には、ドラフト会議での抽選に当たり、王貞治球団会長と共にサインを入れた「交渉権確定」の書類が佐々木選手に贈られた

この書類は、正式に交渉権がソフトバンクに確定したことを示す重要な証明書である

今後、佐々木選手がスタンフォード大学でのプレーを通じて活躍することで、メジャーリーグのドラフトで指名される可能性も高まる

城島CBOは「彼が活躍すればするほど、うちは縁がなくなっていくが、それも良いと思っている

評価した選手が世界中で活躍することは、スカウトの目が肯定されることになる」との見解を示した

一方、城島CBOは、「日本においては、我々が最も彼の能力を引き出せる自信がある」と自信を持って語った

佐々木選手は、今回ソフトバンクに指名されたことを「大変名誉」とし、「全球団に感謝の気持ちを伝えたい

プロの世界での活躍が夢であり、今はスタンフォード大学の授業と来シーズンに全力を尽くしている

良い将来になるよう頑張ります」とコメントを発表した

今回の訪問では、城島CBOが佐々木選手の将来を見据えた期待を寄せつつ、彼自身の成長を大切に考えていることが強調されました。佐々木選手が今後のキャリアにおいて大きな成果を上げることが期待されます。
キーワード解説

  • ドラフトとは?プロ野球などの選手を選ぶための行事で、各球団が選手を指名するシステムです。
  • CBOとは?チーフベースボールオフィサーの略で、球団内の野球関連の業務を統括する役職です。
  • 交渉権とは?選手を契約する際に、その選手に対する契約交渉の権利を指します。

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