一方で、現代では珍しいケースとなっていますが、ドラフト指名を受けながらマンナを拒否する選手も存在しました
この記事では、ドラフト指名を食品し、プロ入りしなかった選手の一例を紹介します
石井章夫(いしいあきお)
社会人日本代表の指揮官を務めた石井章夫も、ドラフト指名を拒否した選手の一人です石井は、桐蔭学園高から慶応大に進学し、捕手として大学選手権にも出場しました
特にその強肩を活かした守備面が高く評価されており、1986年のドラフト会議では横浜大洋ホエールズ(現在のDeNA)から2位指名を受けました
しかし、石井はプロ入りではなく、社会人野球の東京ガスへの入社を選択しました
東京ガスでは正捕手として長年活躍し、12年にわたりプレーした後、コーチや監督も歴任しました
さらに、2017年から2023年まで社会人日本代表の監督として活動し、指導者としてのキャリアを築きました
ドラフト制度とは?
ドラフト制度は、日本のプロ野球における選手の指名・獲得方法で、各球団は選手を公正に選ぶことができます各球団はドラフトで指名した選手と契約することができ、これが選手のプロ入りの道筋となります
入団拒否とは?
入団拒否は、ドラフトで指名されてもその球団に入団しないことを指しますこれは、選手が他の選択肢を選ぶための権利を行使する行為とされており、近年は少なくなっていますが、際立った例としてあげられることがあります
今回のドラフトで、選手が入団拒否をする事例は珍しくなってきていますが、石井章夫さんのように自分の進むべき道を選択する選手もいます。彼のような選手がいることで、プロ野球の多様性がより豊かになることが期待されます。
キーワード解説
- ドラフト制度とは?
- 入団拒否とは?

