楽天・辰己涼介の去就が注目される中、メジャー挑戦の行方は?

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楽天イーグルスの外野手、辰己涼介選手の去就が注目されています

2025年オフシーズン、他の選手たちとともにメジャーリーグ挑戦を模索する彼ですが、その道のりはまだ不透明です

特に、村上宗隆選手(東京ヤクルトスワローズ)や岡本和真選手(読売ジャイアンツ)がポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を表明している中、辰己選手に関しては球団側からポスティングシステムの利用が認められていない現状があります

球界屈指の外野守備を誇るも、今年は成績が振るわず

辰己選手は、特に外野守備において球界屈指の評価を受けています

ゴールデングラブ賞を4年連続で受賞したこともその証です

しかしながら、今季は打撃の状態が上がらず、114試合出場で打率は.240、ホームランは7本、打点は32と、ファンの期待には応えられませんでした

さらに、シーズン中にはファーム降格を余儀なくされる場面もあり、これが球団がポスティングシステムの利用を許可しない理由の一つと考えられます

他球団移籍や国内FA権行使の選択肢

辰己選手にとって、今オフのメジャー挑戦が難しい中、他の選択肢も考慮されています

特に国内FA権を行使し、他球団への移籍を視野に入れることが現実味を帯びています

外野手の市場が手薄な球団が多い中、彼の広い守備範囲と強肩の魅力は高いため、好条件を提示する球団が現れる可能性があります

個性的な性格とサプライズ

辰己選手は個性的な性格でも知られており、昨年のゴールデングラブ賞授賞式では全身を金色に染めた姿で登場し会場を驚かせました

彼の「約束を守る」という姿勢がファンの間で話題となり、今後の去就についてもサプライズが起こる可能性があります

楽天の辰己選手は、メジャー挑戦を希望しつつも、現成績を考慮すると難しい状況にある。特に、ポスティングシステムの利用が認められない中での今後の行動が注目される。国内FA権の行使や他球団移籍の可能性もあり、次のステップには期待が集まる。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:ポスティングシステムとは、海外のプロ野球チームへの移籍を希望する選手が、所属する球団にその意向を伝えた上で、その選手を試合やトレードに関する交渉の対象として市場に出す仕組みのことです。
  • ゴールデングラブ賞とは?:ゴールデングラブ賞は、プロ野球における優れた守備を行った選手に贈られる賞です。選手のポジションごとに選出され、守備の技術やプレーの安定性が評価されます。
  • FA権とは?:FA権とはフリーエージェント権のことで、選手が契約の満了後に他の球団と自由に契約できる権利です。選手にとって移籍のチャンスを意味します。

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