日本ハム・石井一成がFA権行使へ、他球団との争奪戦が予想される

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日本ハムの石井一成内野手(31)が、保有する国内フリーエージェント(FA)権を行使する意向を決定したことが明らかになった

6日までに球団に対してその意思を伝え、7日にも正式な申請書類を提出する予定である

日本ハムは、複数年契約を提示した上で石井を慰留する方針を打ち出しているが、西武をはじめとする他球団も彼の獲得に向けた調査を行っており、今後の動向に大きな注目が集まっている

石井選手は、FA権を行使するにあたり、プロ生活をかけた重要な決断を下した

今シーズン終了後には「本当に悩んでいます

育ててくれた球団ですし、北海道に残りたい気持ちはある」との言葉を残していた

しかし、自身が取得した権利であるため、FA宣言を行った上で残留か移籍かを慎重に判断する意向である

石井は昨季、国内FA権を取得し、今シーズンは108試合に出場し、打率0.259、6本塁打、30打点という成績を残している

彼は二塁手としてチームに貢献し、日本ハムが2年連続2位となる一因となった

今後、FA宣言後の13日から他球団との交渉が解禁されるが、即戦力の内野手を求める西武は動きを加速させる見込みである

さらに、石井は年俸Cランクに属しているため、移籍した場合には人的補償や金銭補償が発生しない

これにより、他球団の争奪戦がより一層激化する可能性がある

通算743試合出場の経験を持ち、内野全般を守ることができる石井選手は、FA市場で注目を浴びる存在になっている

石井選手のFA権行使の決定は、彼のプロとしてのキャリアにとって重要な転機となるでしょう。育ててくれた球団への恩義を感じながらも、選手としての未来を見据えた判断は、訪れる任意の選択の重みを物語っています。他球団との争奪戦が予想される中で、果たしてどのような選択をするのか、今後の動きから目が離せません。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)権とは?
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