広島・辻大雅投手、秋季キャンプで261球の熱投を披露

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「広島秋季キャンプ」(6日、日南)では、広島東洋カープの若手投手、辻大雅(21)が注目を浴びている

今秋から先発としての挑戦に乗り出している辻投手は、6日に行われたブルペンでチーム最多となる261球を投げ込んだ

この日は新井監督の視察もあり、特に右打者に対する外角直球の制球力を向上させることについての助言を受けた

練習の内容と成果

ブルペンでは、練習が終わった後に見守っていた首脳陣から拍手が送られる程、真剣な姿勢で腕を振り続けた

辻は261球目を投げ終えた後に感じた充実感を語り、「なるべく腕を使わず下半身で投げ、球数を投げられるように意識した

それはできました」と話した

監督からの助言

辻投手は、打席に立っていた新井監督から「右打者への外角直球が安定していない」と指摘された

そのアドバイスを受けた後は、「外角を意識して練習し、最終的にはうまく投げ分けることができた」と手応えを感じている

次回の登板について

新井監督は、10日に行われる練習試合・侍ジャパン戦で辻を先発起用することを明言した

それに対し辻は、「アピールの機会として捉えています

ガチンコ勝負で抑えにいくつもりです

楽しみで、気合充分です」と決意を述べた

今季の成績と来季への期待
今季3年目の辻は、7月下旬に支配下登録され、1軍では全て救援として16試合に登板

失点はわずか2本のソロ本塁打のみで、10試合連続無失点でシーズンを終えている

得点圏においても、計9打数無安打と、ピンチでの粘り腰を発揮してきた

この秋季キャンプでのアピールが、来季の開幕ローテ争いにおいて非常に重要であることから、期待の若手投手のさらなる飛躍に目が離せない

この記事は、広島の若手投手・辻大雅選手の秋季キャンプでの実績に焦点を当てています。練習の中で新井監督からの助言を受け、努力を重ねる姿が印象的で、今後の成長が期待されます。彼の活躍が今季のカープの行方に関わってくることでしょう。
キーワード解説

  • ブルペンとは? 野球におけるブルペンは、投手が試合中に投げる前の調整や球数を投げる場所を指します。投手はこの場でフォームや制球力を高めます。
  • 制球力とは? 制球力とは、投手が投げたボールの方向や位置を正確にコントロールできる能力です。この能力が高いほど、打者を打ち取りやすくなります。
  • 先発投手とは? 先発投手は試合の最初から投げる投手を指し、長いイニングを投げる役割を担います。試合を有利に進める重要なポジションです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。