川上憲伸氏、地方球場での思い出を語る

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元中日ドラゴンズ投手で野球解説者の川上憲伸氏が、11月1日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に出演し、自身の現役時代に訪れた地方球場について思い出を語った

このラジオ番組では、川上氏が地方球場での印象深い試合などを振り返る場面があった

地方球場の魅力

川上氏は地方球場の独特な雰囲気について、「畑の土の匂いがするのどかな場所」と述べ、その魅力を語った

また、彼が印象に残る球場の一つは、魚津桃山運動公園にある桃山野球場である

この球場は1987年に完成し、川上氏の母校である徳島商業との伝説の試合も行われた場所で、延長18回の末に引き分け再試合となった

伝説の試合

この試合は1958年の夏の甲子園で行われ、沖縄県の代表が初めて参加した大会でもあった

徳島商業のピッチャーは板東英二氏、対する魚津高校のピッチャーは村椿輝雄氏で、互いに点を許さず大接戦となった

翌日の再試合では、結果的に徳島商業が勝利を収めた

特別な思い出

その31年後、川上氏が再び桃山球場を訪れた際には、親善試合が33年ぶりに開催され、板東氏も参加した

この時、彼は初めて飛行機に乗った経験や、試合の後にホタルイカを楽しんだ思い出を振り返った

プロとしての地方球場での成績

川上氏のプロ成績を調査すると、1998年から2008年、さらに2012年から2014年までの間にNPBで活躍し、10カ所の地方球場で16試合に登板、通算3勝8敗の成績を残している

彼が最も良い成績を挙げたのは札幌市の円山球場で、ここでの3試合では2勝0敗、防御率3.71を記録した

川上憲伸氏が語った地方球場での思い出は、地域密着の野球の魅力を再確認させる内容でした。歴史ある試合や特別な経験が、彼のキャリアに深い影響を与えたことが理解できる興味深いインタビューでした。
キーワード解説

  • 地方球場とは?:地方に位置する野球場のこと。大都市ではなく、周辺の小さな町や村にあるため、地域の人々に親しまれている。
  • 延長戦とは?:試合が規定のイニング数で決着がつかない場合に延長される追加のイニングのこと。特に、両チームが同点で終わった場合に見られる。
  • 防御率とは?:ピッチャーの成績を示す指標で、1試合あたりの自責点の平均を表す数字。数値が低いほど、ピッチャーは良好な成績を収めていることになる。

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