この合宿では、阪神タイガースの森下翔太外野手(25)が、通常の守備位置である右翼から中堅に移っての練習を行い、新たな挑戦を続けています
森下翔太が守備位置を変更
森下選手は、これまで慣れ親しんできた右翼でなく、中堅としての守備練習に挑戦しました「センター自体はかなり久しぶりでしたけど、わりかし動けた」と自身の感触を述べ、「『自分はどこでも守れます』ということは伝えたい」と決意を表明しました
プロでの中堅出場経験と課題
プロの現場では、森下選手は2023年シーズンにわずか6試合だけ中堅としてプレーした経験がありますそのため、「守備範囲が広くなるので、この感覚はもう少しやってみないとわからない」と、今後の課題についても言及しました
強化試合に向けた重要なオプションに
井端監督、亀井外野守備・走塁コーチからの提案により実現した「中堅・森下」プランは、侍ジャパンにとって大きなオプションとなるかもしれません前回のWBCで中堅を務めたヌートバー選手が手術を受け、2026年WBC出場が絶望的な中、強打者が揃う外野陣に新たな戦力が加われば、大きな戦力向上が期待されます
実戦での試験も計画中
井端監督は「限られたメンバーしか来ていないので、何かあったときのため」と前置きしつつも、「実戦でも試していきたい」との意向を示しました早ければ10日の広島との練習試合で、侍ジャパンの「中堅・森下」が実現する可能性もあるとのことです
新たな挑戦に向けて、森下選手は夢に向かって着実にステップを踏んでいます
森下翔太選手が中堅守備に挑戦する試みは、侍ジャパンにとって戦力の幅を広げる重要な決断です。彼の能力が新たな布陣にどのように活かされるのか、今後の試合が楽しみです。
キーワード解説
- 侍ジャパンとは?:日本の野球代表チームで、国際大会で活躍するために結成されます。
- WBCとは?:ワールド・ベースボール・クラシックの略で、野球の国際大会の一つです。
- ポジションとは?:選手が試合中に守る場所のことを指し、チームの戦略によって異なります。

