巨人・中川皓太投手、FA権行使について熟考中

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 巨人の中川皓太投手(31)が6日、今季取得した国内FA権の行使について、まだ熟考を続けていると明らかにした

G球場で行われた自主練習では、キャッチボールなどで汗を流しながら心境を語った

「今、話せることは何もないです

まだ時間はあるので

ギリギリまで、まだ考えています」と発言した

 中川投手は、東海大学からドラフト7位で入団し、プロ10年目にして初めて国内FA権を取得した

過去には2019年に自己最多の67試合に登板し、今季も開幕時は2軍だったものの、63試合に登板し、自己最多の36ホールド、防御率2.24を記録するなど活躍を見せている

8月には「一つの目標にはしていた

1軍でこれだけ頑張ってこられた結果だと思うので、素直にうれしいなと思います」と語っていた

 また、巨人への愛着が強い中川投手は、移籍の前提でFA権を行使することは考えていないが、プロ生活の大きな節目にあたるため、じっくり考えを重ねていると見受けられる

今季の年俸は8500万円(推定)で、人的補償や金銭補償が発生しないCランクの選手と考えられている

 球団側は、中川投手の残留に力を注いでおり、権利行使の申請期限は11日まで

この重要な決断を悩み抜いた上で、自身にとって最善の結論を出すことが期待されている

今回の中川投手のFA権行使について考えると、選手としてのキャリアにおいて一つの大きな節目を迎えることがわかる。球団への愛着を抱きつつも、プロ選手としての将来を見据えている姿勢は評価すべきだろう。FA権は選手にとって非常に重要な権利であり、その行使に際して慎重な判断をすることが求められる。
キーワード解説

  • FA権とは?:FA権、つまりフリーエージェント権は、一定の条件を満たした選手が契約期間の終了後に他球団と契約する自由を持つ権利のことです。
  • ホールドとは?:ホールドは、投手が試合の途中で登板し、チームのリードを維持した場合に与えられる記録のことで、重要な場面での貢献を示します。
  • 年俸とは?:年俸はプロ選手が1年間に受け取る給料のことで、実力や成績に応じて異なります。

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